Archive for 3月, 2017

6年前に送り出した生徒。
卒業にあたり、こんな受験体験記を書いてくれました。
まずはご覧ください。
 
JGへの道
 
彼女の第一志望校は女子学院でした。
進学を迷った附属というのは、慶應中等部のことです。
(以前に、こんな記事も書きましたが、これは別の少年のエピソードです)
JGの合格を勝ち取った後、2月3日に出願していた中等部も続けて受験することになりました。
一次試験に合格し、二次試験も受けてみた結果……合格。
こうなると、やはり迷いが生まれます。
いざ合格してから、ご家庭内でもずいぶん話し合ったようですし、Wisardにも相談に来てくれました。
確かに大きな岐路、ということになります。
 
受験校・進路選択にあたり、女子生徒の場合はお父さんが附属志向に回ることが多いように感じています。
そうでなくとも、慶應中→高→大という一流の経歴が確実になるのですから、迷うのは当たり前ですよね。
ですから慶應ならそちらに進学しては……という意見も当然あったはずです。
ですが、彼女は自分の志望を貫き、慶應を辞退して女子学院に進学しました。
女子最難関の合格は力試し、目に見える彼女の実績として残ったことになります。
 
体験記へのコメントにも書いた通り、彼女は非常に優秀な生徒でしたから、どちらを選んでも大丈夫だと思っていました。
Wisardの立場から言えることは、きちんと6年間を送れば慶應大学には絶対に入れるし、その上も目指せる、でも確かに大変な道かもしれない、ということだけでした。
 
そして6年後の3月のことです。
突然電話がかかってきて、彼女が久しぶりにWisardに現れました。
 
後編に続きます。
 
 
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遅ればせながら、ドラマ「下剋上受験」を観ました。
原作は読んだことがない上、観たのは1~8話のダイジェストとラスト2話のみなので、あまり熱心なファンとはいえないかもしれません。
ですが、楽しんで観ることができました。
細かいことを言ったらキリがないですが、ドラマですから面白ければそれで十分ですよね。
「桜葉学園」「星の宮女学院」のネーミングだけで笑ってしまうような感じです。
それに、「どうしても合格するんだ」という気迫を持ってテストに臨む生徒は、リアルでもドラマでも応援し甲斐があるものです。
 
 
ドラマを観て、こういう番組があると中学入試の認知度は上がるのかもしれないな、とは思いました。
ですが、参加するご家庭がいきなり増えるというようなことにはつながらなそうですね。
 
中学入試は参加候補の母体がそもそも首都圏在住の方に限られるため、潜在的な参加人口はそもそも決して多くありません。
入試に参加するご家庭は、かなり早い段階から中学校は公立に行かないということを決めていることが多いです。
そういった方々はいずれにしても、受験なさいます。
このドラマを観て受験しようとはあまり思わない内容でしたから(笑)、そんなに影響はなさそうで安心しました。
むしろ「受験する家庭は少数派」という印象を強くする効果があったように思います。
 
原作の書籍の方が影響力はずっと強そうですね。
Wisardでも、生徒が質問があるという時にいきなり「下剋上受験」のテキストが出てきてビックリすることがありますから。
仕事柄、原作の方は読んでおかなくてはと思うんですが、まだ手が伸びず……という感じです。
ちなみにテキストの内容は基礎編に限って言えば、可もなく不可もなく。
大手塾に通っている生徒は類似したテキストが配布されているため、それをしっかりこなしたほうが無難、というのが僕の感覚です。
テキストの上級編?は見たことがないので、コメントは控えておきます。
 
 
さて、ドラマについては、一番印象に残ったのはこの場面でした。
紆余曲折あって、2月1日の入試にたどりついた親子。
入試会場を前にして、お父さんが娘にこんな言葉をかけます。
 
「今日この場所にたどりついたおまえを、お父さんは誇りに思うよ」
 
僕はお父さんではありませんし、生徒を「おまえ」と呼ぶことも5年に1回くらいしかありませんが、うーん、わかります、その気持ち。
今年の6年生に対しても、少しでもその思いをもって送り出したいと強く思っています。
 
現状では正直、全然まだまだ。
これからに期待したいですね。
 
 
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卒業生にしきりに勧められたので、一通り読んでみることにしました。
中学入試に出題されることが多いことで有名な作家の方です。
入試問題としてでなく、著作として読んだことはこれまでは一度もありませんでした。
 
「ナイフ」
「半パン・デイズ」
「日曜日の夕刊」
「きみの友だち」
「きよしこ」
「定年ゴジラ」
「青い鳥」
 
あたりからスタート。
今のところのお勧めは「半パン・デイズ」と「きみの友だち」ですね。
どちらも小学生が読んでも、すごく楽しめるんじゃないでしょうか。
試験に出るとか出ないとかでなく、単純にお勧めです。
普段このタイプの小説を読まないので、新鮮に感じたということもあるのかもしれませんが。
 
著者紹介によると「現代の家族を描くことをテーマとしている」よう作家さんのようです。
それもあってか、いじめ・障害・家族の死・少年犯罪等、思ったよりも重めの内容が多いですね。
ですが、さらっと書く筆致の作者なので気軽に読むことができます。
また、今まで読んだものは未来への希望のようなものが根底にある書き方でした。
ですから、きっと元気も出ると思いますよ。
 
きみの友だち
 
さて、話は変わって先日の授業中。
授業が始まってすぐに、ある女の子の携帯からピアノの着信メロディが鳴ります。
お母さんからメールが来たとのこと。
マナーモードにしておいてねと声をかけても、何やら携帯をカチャカチャやっています。
何やっているの?と声をかけるとこんなお話でした。
 
「お母さんから「がんばってね炎」っていうメールが来たんですよ。
なんで炎なんですかね?
とりあえず「うるさい怒」って返信していたんです」
 
たぶん炎は受信側がキッズ携帯なので絵文字が表示されず、漢字に変換されてしまっているんでしょうね。
それに対抗して漢字一文字で気持ちを表さなくてもいいと思いますが(笑)
お母さんがメールで励ましてくれたりするんだねと話すと、その女の子はニッコリ笑いながら
 
「うるさい存在だよ」
 
と口にしました。
これ、ニッコリ笑いながら言うから、すごくいい感じなんですよね。
全然うるさくなさそうに、「うるさい」と言う。
必要がないようなことでも、大切に伝える。
どんな時も、そばにいる。
そういうところが家族の絆なのかな、と思います。
 
 
 
 
 
 
………。
これ、僕も現代の家族を描いてみたんですが……つながりは伝わったでしょうか。
ちょっと………怪しいですね(笑)
まあそれはともかく。
読みたい本がないなあと迷った時は、Wisardの生徒にも手に取ってほしいなと思います。
そういうわけで、まとめて注文しておきましたから、本棚に並んでいる重松清の小説が増えているはずです!
 
 
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授業中、ある少年と将来のお話になりました。
医師になりたいという希望を持っている彼。
 
「どんなお医者さんになりたいの?
まず、何科の先生になるの?」
 
そう何気なく尋ねると、彼は不敵な笑みを浮かべ、こう切り出します。
 
「フフ。先生、聞きたいですか?」
 
その表情を見ると聞きたいような、全然知りたくないような、とても不思議な気持ちになります(笑)
ただ、何科の医師になるのは純粋に知りたかったので、お話を続けることにしました。
 
「うん、まぁ……知りたいかな。
ほんの少しだけ……だけれど」
 
「そうですか。
それじゃあ、そこまで言うのなら教えてあげましょう。
まず髪は長くて、白と黒が混じっています。
それから、顔には大きな傷跡があります。
それで、天才的な手術の腕のある外科医なんです。
どんな難しい手術でも引き受けます」
 
「ほぉ…。
何だか、どこかで聞いたことがあるような……」
 
「そうですか?
そして手術の時は、法外な手術料を受け取るんです。
でも、時にはタダ同然で仕事をすることもあります。
それから、夏でもいつも黒いコートを着ています」
 
「なるほど……。
まさか、そのコートの下にはたくさんのメスが隠されているんじゃないだろうね?」
 
「先生、どうしてわかったんですか?
その通りです。
そして時には、それをダーツのように操って投げるんです。
 
そんな無免許の、モグリの医師になります!!
 
ブラックジャック
 
「………はいはい。
医師免許はちゃんと取らないとダメだよ。
いい加減なこと言ってないで、まずは医学部に進学しなきゃね。
そのためにはまずは勉強勉強!!」
 
 
うーん、小学生とこんな意思の疎通ができるなんて。
手塚治虫はスゴいですね!
 
 
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ある日の朝のことです。
ソファに座ってPCを膝の上に載せ、ああでもないこうでもないと頭をひねっている時でした。
少し気分転換でもしようとTVをつけて、また画面に向かいます。
なにかの間違いで録画予約をしてしまった、NHKの番組を流していました。
音楽やナレーションが流れているものの、全く意識はそちらにない状態でした。
 
「………早稲田大学政治経済学部のやまずみさつきさん(仮名)です……!」
 
「やまずみさつきさんね………。
ん??あれ、何だか聞いたことある名前だな。
ん、早稲田……大学……???」
 
そこでハッとして画面を初めて見ました!
おぉー!!
なんと、知っている生徒が出演しているではありませんか!!
 
 
フォークデュオ「ゆず」が結成20周年を記念して、20才の若者たちとコラボレーションするという企画でした。
彼女はジャズバンドサークルで活動しているらしく、ゆずのバックでトロンボーンを吹いていました。
しかもステージで、お父さんに普段言えない感謝の気持ちを伝えるという場面まで。
ゆずにはさまれてマイクを持って喋っている姿を見るなんて(笑)
あまりの偶然にビックリしましたし、その幸運に大感謝ですね。
 
僕が前塾をやめる最後の年に担当していた生徒なので、算数を教えていたのはもう8年前のことですが、昔の面影を残して立派に成長しているように感じました。
お父さまの隣に座っていたお母さまも画面に映り、保護者会の時にお母さまに厳しいことをお話したことも思い出しました。
当時、彼女は算数の問題が難しいので有名だった中学校を志望していました。
とても優秀なお子さんでしたが算数は弱く、このままでは難しい、もっと頑張らないと、ということをお伝えしたのですが、僕にしては厳しい口調で伝えたことをよく覚えています。
お母さまには、イヤな先生だと嫌われてしまっただろうなあと、後になって反省したものです。
 
彼女が無事に合格したということは知っていましたが、小学生だった子が一人前の若者に成長している姿を見られ、とても嬉しかったです。
昨年も同じような記事を書く機会がありましたし、この仕事を長く続けていると、こういう場面がこれからもたくさんあるのかもしれませんね。
こんなビックリだったら、毎日でもいいなあと思ってしまいます。
生徒たちの未来に期待!!!ですね。
 
 
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