病に伏せる獅子は本質を射抜く

今日の授業を体調不良で欠席した生徒がいました。
授業後、振替授業日程のご相談のためにご自宅にお電話したところ、出たのは本人。
少し調子が悪そうな声をしていましたが、電話に対応できるくらいなら大丈夫ですね。
彼女とこんなお話をしました。

「来週はシルバーウィークだから、どの時間に振り替えても大丈夫ですよ」
「Wisardは連休なのにやっているんですか？」
「ほとんどずっとあいています。学習塾は祝日の方が忙しいんです」
「わかりました。それなら行きます」

ここまではよかったのですが、何気なく余計なことを言ってしまいました。

「身体が治ったら、学校がお休みの日でもしっかりと勉強しましょうね。
そうしないと大人になってから、シルバーウィークもゴールデンウィークもお仕事をすることになりますよ」

これに対する答えが無邪気で辛辣、かつ直球なものでした。

「でも、先生も勉強はしたんですよね？
やっぱり大手にいた方がよかったんじゃないですか？」

……。
確かに。
どこかで道を間違えたのかもしれない（笑）
いらないお説教などするものじゃない、ということを学ばされましたね……。