2016 駒場東邦への逆算③

今日も2016の駒場東邦の入試問題、今回は大問3を取り上げます。
下の画像をクリックすると問題が拡大されますが、きちんとした形でご覧になりたい方は四谷大塚のHPをご覧になってください。
 
2016 駒東3
 
作図を含めた、平面図形の出題です。
慎重に作図し、中心角をしっかり出せれば難しくはありません。
コンパスを使って作図する訓練を多少はやっていた生徒、例えば渋谷幕張と併願していた生徒は多少有利だったかもしれません。
 
解説はこちらです。
(下のリンクをクリックすると、解説のPDFが開きます)
 
2016 駒東3解説
 
なんでもない問題のようですが、実は大きな差のついた問題ではないでしょうか。
(1)の作図をミスしてしまうと、自動的に連鎖ミスにつながる出題だからです。
駒東の算数は120点満点です。
そのうち30点をまるまる落とすことは致命傷になります。
経験を積んだ受験生であれば、「これは(1)を間違うとまずいやつだ!!」と直感的に感じたはず。
そのプレッシャーの中で、精密さを出し切れた生徒が初めて勝負の土俵に乗れるような問題だと思います。
 
チェックポイントは
 
・頻出単元 平面図形は徹底的に訓練しておくこと。
・コンパスの扱いに多少は慣れておくこと。
・連鎖ミスを起こす問題であることを認識し、(1)は石にかじりついてでも正解する実戦感覚を養っておくこと。
 
となります。
今回は以上です。
 
 
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