【中学受験】日歴算と少年の思い出(後編)

「だって、1年生の時のGWは、その日だけ小学校に行ったから」
 
「じゃあ、2014年の8月8日は?」
 
「(即答で)水曜日!これはおじいちゃんの誕生日の1週間前だからカンタンだよ」
 
「えっ………すごすぎるんだけど……
おじいちゃんの誕生日はまだしも、どうしてその曜日が……?」
 
 
どうでしょう?
凄すぎないですか?
正直、どういうアタマの構造をしているんだ、と呆気にとられました。
 
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幼少の時、特定の方面で飛びぬけた力を発揮できる場合がある、という一例なんでしょう。
きっと10代半ばになった今は、たぶん同じことはできないような気がします。
車に乗っている時は、ずっと前の車のナンバープレートを見ているとも言っていました。
こういうずば抜けた能力は、学習塾では育てることのできない方向性の力ですね。
彼は算数が仕上がりすぎ、他教科の勉強する時間を自分でしっかりとりたいということで、6年生の9月でWisardをやめてしまう、という珍しい生徒でした。
 
入試が終わった後、お母様がわざわざご連絡をくださり、2月1日校は残念ながら不合格、第二志望校に進学することになったことを伝えてくれました。
でも、それが何だっていうんでしょう?
今頃は、きっと抜きんでた若者に育ちつつあるはずです。
きっと今頃、○野賞でもとっているんじゃないかなあ……、そんなことを思っています。
 
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2 件のコメント

  • 凄すぎます・・・!!
    どうして分かるのか、何かコツ?裏ワザ?とかあるのかと、ずっと後編を心待ちにしていましたが(娘も、「阿部先生のブログ、まだ!?」って毎日聞いてました)、まさか、特有の能力とは・・・。
    先生から将来が楽しみだと思われるなんて、とても嬉しいことだろうと思います。

  • >momoさん
    「知っていること」と「素早い計算」を意識せずに組み合わせているということなんだと思います。
    例えば前を走っている車のナンバープレートが1・1・5・8だとします。
    これは普通の人間には何の意味もない数字です。
    でも彼は、これをどう組み合わせて計算したら10になるんだろうみたいなことを、日常的に考えていたみたいです。
    ものすごく「数が好き」ということですね。

    僕も度肝を抜かれた上に全くマネできないので、応用できないお話なのですが、そのすごさが伝わったのであればそれで十分かと思っています。
    お待たせした娘さんによろしくお伝えください!

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