昨年度で中断していた、開成と桜蔭という記事の続きです。
過去の文章はこちら。
開成と桜蔭 その1
開成と桜蔭 その2
開成と桜蔭 その3
開成と桜蔭 その4
開成と桜蔭 その5
開成と桜蔭 その6
開成と桜蔭 その7
今回からは桜蔭中学校について、いくつか書いていきます。
桜蔭は女子最難関です。
卒業生の進路も他の学校とは明らかに一線を画するものですし、「桜蔭のような学校」は他に存在しないと言ってもいいかもしれません。
算数の入試問題も女子校らしさが全くなく、ほぼ男子校といっていい内容に桜蔭スパイスが振りかけられたような入試問題で、独特です。
そして合格を目指す競争はもちろん、熾烈なものになります。
ですが一方で、フェアな入試を行う学校であるとも感じています。
その理由は、やはり安定した入試問題です。
これは開成との大きな大きな違いです。
少し言い過ぎと言われるかもしれませんが、桜蔭の入試では不運による不合格はありません。
不合格であれば、力がいま一歩及ばなかった、そう考えて次のステップに進めば良いのです。
そういった切り替えがしやすい入試です。
ほんとうの力があれば、自信をもって受験できます。
ですから、桜蔭を目指す生徒は余計な心配をする必要はありません。
考えるのは、合格に必要な力をつけること、それだけです。
そしてできることなら、合格ラインを大幅に上回るような実力を目標とすることです。
決して無茶なことを言っているわけではありません。
桜蔭の合格者の中には、「確実に合格する層」が開成よりも遥かに多く存在します。
その9に続きます。
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女子も筑駒受けられればいいのに。
もしくは男子に産まれたかった。
女子校で筑駒にあたる学校作って欲しい。
↑この3つよく聞きます。(モチベーションの面と校風の面と両方で)
>桜さん
コメントありがとうございます。
そうですね。おっしゃりたいことはとても良く分かります。
ただ、筑駒を受験して合格できる女子というのは、予想よりずっと少ないと思ってください。
現在はそういった子は桜蔭か豊島岡で、余裕を持って伸びていっているのだと思います。
最近は渋幕/渋渋もかなり優秀な生徒をとっていますし。
筑駒か開成に行きたかったという女子であれば、この4校のうちいずれかをお勧めすることが多いですね。
(そこまでのレベルの子はWisardに来てからそんなに出会ってはいませんが……)
お返事ありがとうございます。
上記のことを言っていたお嬢さん方はその4校に進学されています。
進学されて尚、開成行きたいと言っているお嬢さんもいますが笑
余裕を持って伸びる、大事なことですね。
ありがとうございました。