【中学受験】受験生に必要な4つの力【最終回】

シリーズ最終回です。
読解力記憶力精神力と挙げてきて、4番目。
最後に来るのは
 
理数力です。
 
最後に少し分かりづらいことばを選びました。
理科・数学を楽しんで学ぶことでき、その中で身に付けたことを応用できる力です。
これまでの3つは学習における「能力値」の要素が強いですが、理数力ということばには「素養」「方向性」という意味が含まれています。
 
 
僕は文系・理系を迷っている高校1・2年生の相談を受けた時は、
 
「とりあえず理系を選ぶといいよ。
文系にはいつでもなれるから」
 
と伝えることにしています。
 
というのは日本の大学教育には文系・理系という区別がありますが、実質的には「理系」と「それ以外」だからです。
もちろん、法学・経済学・文学という道筋に明確な目標のある生徒は、迷いなく文系を選択すべきです。
ですが、それ以外の生徒はまずは理系を目指す方がよいです。
途中から文系に転向しても、まったく遅くありません。
 
 
理由は2つ。
1つは、大学進学における幅が拡がるからです。
理科2科目の学習ができない→文系
数学が苦手→私立文系
というように選択できる学部を選ぶ際、消極的な選択をしなくて済むということです。
 
もう1つは、進路を選ぶ上での自由度の問題です。
22才までの大学教育が、生きていく力を身につけるためのものだ考えた場合、
理系の学生の方が全般的にその能力が高いと感じているということです。
ですから「理科・数学の勉強は難しいから、学部は文系にしよう」と考える生徒が大多数の中で、
それにあえて挑むことは近い将来の実力に大きく影響するように思っています。
 
 
さてお話を戻すと、中学受験で学ぶ算数・理科はその土台となる内容です。
学生として競争していくためには必須の力だと考えて、間違いはありません。
「受験勉強は詰めこみで意味がない」のような意見は、真っ赤なウソです。
 
大切なのは、「理科とか数学の勉強、けっこう面白いな」と思って取り組めること。
そういった生徒は、希望する環境をつかみとれる可能性が高まるはずです。
 
以上です。
 
ディズニー風に言えば。
 
受験生が入試に合格し、自分の人生を切り開いていくのには4つの「力」が必要です。
まず読解力、そして記憶力・精神力、最後に理数力です。

 
ということになります。
 
 
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