受験生が見る夢

生徒から、勉強に関係する夢を見たというお話を聞くことがあります。
勉強している場面だったり、試験本番や合格発表のことも。
ブログを読んでださっている方の中にも、そんな記憶がある方がいるかもしれません。
 
自分は（覚えている限りでは）勉強系の夢を見たことが一度もありません。
ですから、そういうお話を聞くとその子なりに賭けているものがあるのかな、と感心しますね。
 
「入試の直前に、塾の教室で先生がみんなにカードを配ってくれるんです。
白いカードと黄緑のカードがあって、クラスの何人かは黄緑のカードをもらっていました。
でも僕は‥‥白いカードしかもらえなくて、それがすごく悲しかったんです」
 
黄緑のカードというのが妙に現実的ですね（笑）
夢に出てくるほど真剣に取り組んでいるということであればオーケーですが、悪夢にうなされるということがないようにしたいものです。
 
 
昨年度の卒業生とも、そんなお話をしたことを思い出します。
 
「アベ先生とハタナカ先生が、ナイフとロープを持って追いかけてくる夢を何回も見るんですよ！！」
 
これは結構マズい気がします（笑）
少なくとも教室で精神的に追い詰めているということはなかったので、その生徒本人がそれなりの焦燥感を感じていたということなんでしょうか。
ものすごくニコニコしながら話してくれるので、それほど心配はしませんでしたが。
 
 
そして入試の迫った１２月の終盤。
その子はこんなことを言うようになっていました。
 
 
「先生、最近見る夢が変わったんです。
今度は、私がアベ先生とハタナカ先生をナイフとロープを持って追いかけ回している夢を何回も見るんですよ！！！」
 
 
うーん、これはこれでどうなんでしょうね（苦笑）
ただ、いい方向に向かってはいるのかなと感じたことを思い出します。
 
 
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