今年は桜蔭に2名合格しているのに、どうして進学者が1名なんですか?
と今月になって何人もの保護者の方に尋ねられました。
その生徒にはもっと行きたい学校があったからです、ということ以上は申し上げられないのですが、そういう細かいところを見てらっしゃる方もいらっしゃるんですね。
さて、彼女の能力もWisardでの頑張りももちろん印象的な生徒でしたが、今日書くのは入試が終わってからのこんなエピソードです。
お母様からいただいたメールに、こうありました。
進学校に入学手続きを済ませて駅へ向かう道中で、娘が「これでWisardに恩返しが出来た」とポツリと申しました。
そんな発想、普通はあまりないですよね?
さすがだなと感心していましたが、さらに先日の卒業生が集まった日のこと。
解散のお時間になっても彼女はお友達となかなか帰ろうとせず、言いたいことがありそうな様子でもじもじとしていました。
どうしたの?と声をかけると2人で顔を見合わせ、意を決したように口を開きました。
「先生、今までお世話になりました」
「これまでどうもありがとうございました」
……この気持ちを表すのはとても難しいことです。
改まってお礼を言われるほどのことはしてあげられませんでした。
いや、むしろお礼を言いたいのはこちらの方です。
でも、そんな言葉を口にできる12才。
君たちの未来は輝いている。
きっとすごい大人になるだろう、そう思わずにはいられません。
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