9月 27, 2017 | In: Wisardの日常2017

合格力判定S0の見かた。

前回に引き続き、今回は9〜12月に行われる合判SOについてです。
この模試の特徴は短いスパンで4回あるため、現状の受験生の中での相対的な位置が正確にわかることです。
また、科目間の実力差も一目瞭然なので、今後力を傾注すべき科目を再確認できるという要素もあります。
日頃の学習に活かすという意味では、ここが一番大切です。
 
 
もう一つの特徴は、完全Aタイプ、つまり処理能力を見るテストであるということ。
平均点も(今回の国語は低めでしたが)全体的に他のサピックスのテストと比べるとかなり高くなります。
算数では「得点率50%までの出題は落とせない」「そこでの失点をどれだけ抑えられるかが、受験生としての完成度を示す」とよく言います。
ところが、今回のテストをご覧になればわかりますが、大問1から4までは全て50%以上の問題でした。
難しくしすぎると、学力のない生徒で得点差がつきません。
ですから、ものすごく易しいものからそこそこの難易度の問題までを並べてあります。
四谷大塚の合不合とほぼ同じタイプの試験です。
要するに、ものすごくカンタンな問題なんです。
合不合は最後の出題で満点が厳しくなるようになっていますが、サピックスの方は十分に満点が狙える内容です。
 
つまり、
「易しい問題を解かせた時、どれくらい正確に解けるか」
「大問数の多い、広く浅くの出題に対し、どれくらいボロを出さないか」
を見るテストです。
 
従って、記述・難問系の出題をするBタイプ校の判定にはほとんど意味がなく、そちらの受験生は学校別SOの結果の方を重視することになります。
一方で、男子では海城、女子では豊島岡までのAタイプの学校での判定はある程度正確だと認識しています。
 
 
少し具体的なお話も交えておきます。
昨年度、Wisardの生徒で最も算数の力があったと思われる生徒は、このテストがとにかく苦手でした。
4回受けて4回ともボロボロ。
最後は本人もちょっと諦めていました(笑)
難問系の問題には抜群の粘りと集中力を見せる反面、易しい問題をたくさん解かせると、興味を抱けず適当に解いてしまうからです。
本人にそれを指摘しても、「ちゃんとやっているつもりなんですけれど、あんまり面白い問題じゃないから‥‥」というだけ。
 
彼に足りないのはその部分だとわかっていたので、それを口うるさく言い続けた記憶があります。
小学生はまだ未成熟な分、全てのフィールドで力を発揮することは難しいものです。
ですが、まず自分の得意な領域を持てていることが一つの財産です。
色々な場面でソツなく振る舞うことは後から覚えても構わないんです。
 
逆に合格力>>>学校別の生徒の場合は、広く浅くの常識はある程度抑えられています。
現時点で適性として遅れをとっていることは否めませんが、志望校対策に全力を上げる下地ができていると前向きに捉えれば、今後に繋がりやすいのではないでしょうか。
 
 
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