計画を立て、実行する。(大学受験生との話 長文です!)

卒業生の高校生から連絡があり、会って話すことになりました。
第一志望の大学を決め、そこに向けておおよその計画を立てたものの、その骨格に明白なミスや遠回りがないかどうか、アドバイスをしてほしいという希望でした。
 
久しぶりに会った少年、いや青年。
小学生の時から、必要最低限のことしか口にしない物静かなタイプでした。
ですが以前はあった、自信のなさを感じさせるふわっとした声のトーンが、ずいぶん変わっていました。
言葉で説明するのが難しいのですが‥‥声変わりをしただけではないんです。
口を開く間隔が、最善の言葉を選んでいる間合いであることを感じさせるようなイメージ。
いい成長をしているなあ、という印象を強く受けました。
 
 
そしてひとしきりお話を聞き、現時点で僕に伝えられることを話しました。
(次回の更新の際、話した内容に近いブログ記事のリンクまとめを載せておきます)
その際に、彼が出してきたのはB5のノート1冊にびっしりと書いた計画でした。
僕がいいなと思った、もっと言えば、感銘を受けたのは2つの理由からです。
 
1つ目。
誰かに自分の考えを伝え、意見を求める時は、その前提としてそもそも「自分の考え」をある程度まとめておかなくてはなりません。
とりとめなく話しながら、その中で自分の考えをまとめるという手法もありますが、これでは二流と言っていいでしょう。
少なくとも、他人に時間を取ってもらってするのは失礼にあたると思います。
もちろん、成長段階の学生がすることですから、おおらかに見るのは当然です。
ですが、何も言わなくともそれがしっかりできていることは、大いに評価できるのではないでしょうか。
 
2つ目。
彼の計画のしかた・その内容は正直に言って、非常に無駄が多く、突っ込む点が多くありました。
ですから、それを率直に伝えました。
ですが、それでいいんです。
「効率的に」「最短距離を行く」ということは、金科玉条のように言われます。
ですが、それはあくまで「全力で」「がむしゃらに」取り組む中で工夫し、結果的に目指されるものなんです。
最初から楽な道を行こうと思ってはいけないんです。
そして、「まずはやってみる」ことが大切なんです。
彼は自分なりに計画を立ててそれを数ヶ月という期間まず実行し、自分の道が間違い無いのかどうかを確かめるためのブレーンの1人として、僕の意見を求めてきました。
そこには、「計画ばかりで何もしない無気力」も「誰かに何とかしてもらおうという甘え」も、全くありませんでした。
 
競争する準備はできている。
頑張れ!!という感じでしたね。
 
 
さて、お話の終盤。
どこで勉強するのが集中できるの?というテーマの時。
しっかりオチをつけてくれました。
 
「うるさすぎても静かすぎても、イマイチなんです。
図書館は静かすぎるし、こういう喫茶店だと誰か特定の人の声が耳に入ってきてしまったりします。
だから自宅派ですね。
 
皿洗いの音が聞こえるくらいがちょうどいいです。
 
あっはっは。
その例えは、どうなんでしょう?
お母さんが息子のために、ずーっとお皿を洗ってしまうんじゃないかと心配になりました(笑)
 
 
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