子供の勉強へ、ご家庭の協力の仕方。あるエピソード(前編)

前々回の続きです。
勉強へのご家庭のご協力についてのお話でした。
 
個人的な意見としては、僕は過度に教育熱心なこと、例えば幼い頃からの英才教育のようなやり方は専門知識がないということもあり、あまり肯定的ではありません。
ただ、子供が人生を切り開いてくために教育がとても大切なことはもちろん確信していますし、日々その思いを強くしています。
 
 
さて、前回の記事を書きながら「ご家庭の協力」について、思い出したエピソードがありました。
18才の時ですから、ずいぶん昔のことです。
家庭教師として確か、3人目に担当したご家庭のこと。
ご自宅に初めて伺ってご挨拶し、中学受験生のお子さんと一緒に勉強を始めた後のことです。
 
びっくりすることがありました。
隣のお部屋から、ご家族の笑い声が聞こえるんです。
おそらくはTVのバラエティ番組…を見ている感じの。
しかも1時間くらい、ずーっとです。
 
授業中は
「何の番組を見ているんだろうねー」
「まあ、こっちは気にしないで行こう!」
 
と話しながら教えていました。
 
 
それで授業後、子供たちが別の部屋に引っ込んだ後にご両親とお話をしました。
 
入試まであと○ヶ月という時期にふさわしくないこと。
子供が学習に向き合うためには、ある程度のお膳立てが必要であること。
TVを見てゲラゲラ笑いながらの「勉強を頑張れ」は説得力がないこと。
このやり方で結果が出せるとは思えないこと。
 
そういった内容です。
現在の考え方と実はそれほど変わりません。
ですが今思えば、18の若造が初対面のご両親、しかもクライアントに説教を始めるのはあり得ないと思います(笑)
若くて怖れを知らないというのは、こういうことなんでしょう。
 
幸運だったのだと思います。
それまでご家庭では考えてもみなかったことだったようで、真剣にお話を聞いてくださいました。
 
少し長くなりそうなので、次回に続きます。
 
 
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