【中学受験】過去は美化される？ 終わりよければすべて良し？

昨年度の卒業生が、ふらりと遊びにきてくれました。
その時のエピソードです。
 
算数からずーっと徹底的に逃げ回っており、秋冬の頑張りで見事に志望校合格をした彼女。
僕はそんなに口うるさく言うタイプではないと思いますが、昨年度で僕に一番あれこれ言われた生徒です。
 
基礎トレでガミガミ。
 
忘れ物は毎回のようにするので、これまたガミガミ。
 
さらにそれに対して、文句も人一倍。
 
 
さて、喉元過ぎれば熱さを忘れる。
笑いながら、こんな風に受験生としての生活を振り返ってくれました。
 
私はWisardで一番コツコツやっていた生徒。
 
私は謙虚さのかたまり。
 
私は夢でも基礎トレを解いていた。
 
などと、ツッコミどころばかりの発言を連発。
 
噴飯ものとはこのことで、２人とも大笑い。
とても明るい表情から、充実した中学生生活をスタートしたことが感じられ、何よりだなと嬉しく思っていました。
（彼女の合格体験記もなかなか強烈です。
是非探して読んでいただきたいです！！）
 
 
そして最後、帰り際の事です。
 
「先生、あのぅ‥‥」
 
彼女がなんだか言いづらそうに口を開きました。
 
なんだろう？
お世話になりました、とでも言うのかなぁ？
そういう湿っぽいのは苦手なんだけど‥‥と思わず身構えます。
 
そして言われたのは、こんなことでした。
 
 
「先生、あのぅ‥‥。
前から、言おうと思っていたんですけれど。
 
 
 
髪型、変えた方がいいですよ」
 
 

 
 
あっはっは。
君はさすがだよ！！さすがすぎる（笑）
 
たくさんの長所がありますが、ユーモアのセンスは間違いないですね。
今の良いところをそのままに、立派な若者に成長してほしいと思います。
 
 
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