【中学受験】海外大学へ進学した卒業生の経験(豊島岡の生徒の場合 その2)

 
前回の続きです。
 

留学での経験@南米

 
彼女とのお話の中で、大学のプログラムで南米に行った時の話題が出ました。
これが抱腹絶倒。
とても面白いお話でした
 

大学が休みの時に、ボランティアリズムのプログラムで3週間、ニカラグアに行ったんです。
あれはすごかったですね。
 
まず、電気・ガス・水道がないんです。
衛生的にもマジでヤバいです。
ブタと一緒に生活しているし。
ニワトリがうるさすぎて眠れないし。
朝、靴の中にサソリが入っていたりするし。
シャワーも浴びられないから、泥水で身体を洗うために20分歩くんですよ。
それに、身体中アリに刺されるし。
かゆすぎて眠れないんですよ。わかります?
しかも、水ぶくれが帰りの飛行機の気圧で大爆発ですよ。
 
 
活動としては、まず「小学校の裏の崖をタイヤで埋める」という作業をしました。
それから、現地の人に家族という概念についてインタビューするのが目的でした。
 

 
ただ………、彼らには
 
家族という概念がありませんでした。
 
少なくとも、自分の子どもを育てるという感覚はなかったです。
10歳の子どもは、その集落の子どもを育てています。
14歳の子どもは、もう子どもを産んでいます。
それより年長の若者層は出稼ぎに出ているから、いません。
育てられる人が育てているんです。
 
全てが新鮮でした。
すごく貴重な経験だったと思います。
衛生面では死にそうになりましたけれど……。
夜は灯りがないから、星空が信じられないほどキレイだったし。
コーヒーが激ウマで、大好きになったし。
 

 
地名で検索してもGoogleマップでは出てこないから、いまだに自分がどこに行ったのかわからないんです。
たぶんホンジュラスの国境付近、だとは思うんですけれど。
 
 
それからアメリカに戻ってFacebookを見たら、ちょうど成人式の時期だったんです!
友達が振袖を着て写真を撮っている時に、私は南米の山奥にいて、大量の虫に囲まれながら泥水で身体を洗っていたんですよ。
ありえなくないですか?
 
しかも、15人くらいで言ったんですけれど、10人弱が疫病みたいのにかかって病院送りになったんですよ。
私は日本で予防接種打ちまくってから行ったので、大丈夫でしたけれど。
そして、翌年は15名中14名が病院送りになり、プログラムそのものが消滅したそうです…………。

 

まとめ

 
 
これ、最高に面白かったです。
その経験が何の役にたつの?とか、それ中学受験とも算数とも関係ないよね?というツッコミは置いておいて‥‥‥。
つい10年ほど前は小学生だったのに、すごいなあと思いました。
僕が知らないし、一生知ることもない世界で経験したこと。
それを、昔に算数を教えていた生徒から聞く感慨は、言葉で表せないものがあります。
 
もうちょっとだけ、続きます
 
 
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