学校別サピックスオープンというテスト(6年生向け記事)

 
敬老の日、今年も第1回の学校別SOがありました。
昨年度Wisardにお通いでない生徒からも、このテストの直後にコンサルティングのご依頼を複数いただきました。
中には入試が終わってから、合格しました!!とご連絡を下さった方もいらっしゃり、やってよかったなとは思っています。
 
ですが、実際にお子さんの力を拝見しないでのお話はやはり抽象的で、本当にお力になれるという実感はあまりありません。
中学入試の世界での一般論は、ブログや書籍のような形として見やすい情報になっていれば、本来はいちいち誰かに問い合わせたりする必要はないんですよね。
昨年度は同じ内容を複数の方にレクチャーしていった記憶があるので、今年はブログの記事にしようと思います。
一般論は最小限にし、実戦的な内容に絞って手短に書きます。
 
 

学校別テストの特徴

 
まず、このテストの復習テスト(マンスリー/週例/組分け/カリテ)及び実力テストと異なる点を整理しましょう。
 
・志望校の母集団での競争となるテストであること。
・志望校の形式に沿ったテストであること。
 
となります。
ですから、志望校の名前が冠されたテストが行われていない受験生は全く気にする必要はありません。
合格力SO及び合不合判定テスト・公開模試の結果だけを見ていきましょう。
記述タイプ/難問タイプの学校に対する適性を測るテストです。
 
 

試験の結果の見かた。

 
結果を見る際に見るべき点は2点。
 
・母集団の中での立ち位置(志望校決定の材料)
・科目間の実力差(強化すべき科目は?)
 
です。
いまどれくらいの位置にいるのかは受験校決定の大きな材料となります。
それから、明らかに弱い科目があり、特にそれが理科・社会の場合は今後の学習の仕方を調整する必要があります。
ほとんどはこれまでの学習の中でわかっていることのはずですが、それを確認する機会となります。
 
 

まず大前提として、「1回では大したことはわからない!」

 
その前に、まず最も大切なことをお伝えしておきます。
学校別のテストも、数あるテストの中の1つです。
しかも、全体的に問題数が少ない傾向があり、「たまたま」の要素で成績が大きく上下動します。
特に開成・武蔵・駒東・早大学院・雙葉は問題数が少ないタイプで、一発長打が決まりやすい傾向があります。
問題数が普段のテストの半分くらいしかないわけですから、偶発的な要素が強いんです。
 
ですからよかろうと悪かろうと、成績はあくまで目安。
結果をそのあとの学習に、「どう活かすか」がポイントです。
「下剋上受験」の作者の方が総括として、「このテストに照準を合わせなければならなかった」という趣旨のことを書かれていました。
(チェックまではしていません、違っていたらすみません‥‥)
それもあって、結果を気にする方がさらに増えたような気がします。

(訂正します。これは11月のSOのお話でした)
ですが、もちろん本番ではありませんし、まだ志望校対策もほとんど行なっていない状態です。
特殊な入試を行う中学校の受験生の現状をざっくり見るテスト、という程度の認識でいましょう。
 
 

志望校決定のための判断材料

 
このテストは例年9月に行われます。
ちょうど、過去問演習が始まる時期。
そして志望校・受験校を固めていく時期でもあります。
いよいよ志望校を決めていかなくては、というご家庭も多いはずです。
つまり、学校別SOも結果で受験校を決めるというよりは、「受験校をいよいよ決めなくてはならない時期に学校別SOがある」わけです。
 
申し上げられることとしては、決断を引っ張らずに今、ここ決めましょう、ということです。
学校別SOはその材料になさってください。
合格率〜%なら2月1日は〜〜中学校を受ける、のような形でお考えになっている方もいるはずです。
それを保留せずにここで決断し、あとは2月まで全力で走った方が合格しやすいということを感じています。
 
例外的な場合はもちろんありますが、11月の第2回学校別SOは本番に近すぎ、軌道修正する時間がありません。
 
・これまでの成績
・学校別SOの成績
・担当している先生のアナログ判断

 
が全て揃っているはずですから、これ以上保留する必要がない場合がほとんどのはずです。
 
・受験校について悩むエネルギーをなくし、子供の努力に方向性を与える。
・受験しない学校の過去問を解くロスをなくす。

 
という意味でも、受験校の決定は早い方がよいでしょう。
 
 

強化すべき科目は?

 
これから志望校の過去問演習に分厚く取り組んでいく時期です。
また、各塾の志望校別教材もあるでしょう。
やるべきことはたくさんあります。
中学受験生はかなり忙しいです。
そして、
 
合格確率80%→油断すれば抜かれる!!あと4ヶ月、やり抜くんだ!
合格確率50%→いいところにつけている!あと4ヶ月、やり抜くんだ!
合格確率20%→やばい。このままじゃ落ちる!あと4ヶ月、やり抜くんだ!
 
という形で、結局この4ヶ月は合格するために力を振り絞るのはみんな同じです。
学校別SOは、その努力の方向性を確認する機会です。
足を引っ張る科目にどう対処するかは、具体的なビジョンを持って取り組めることが望ましいです。
 
 

たとえ合格確率20%でも‥

 
こうして書いてみると、学校別SOの結果を非常に重視している気分になってきました(笑)
しかし実際のところ、我々はあまり気にしていません。
特に5年生の後半からお預かりしている生徒については、学力・現時点でのコンディションはほぼ把握しています。
そちらの方に重きをおく傾向があります。
 
ですから、
「20%でした‥」→「関係ない!!このままいけ!!」
「80%でした!」→「それでもオススメできません!!」

 
ということも、非常に多くあります。
 
 

まとめ

 
最もお伝えしたいことは。
この9月の時期にご家庭の方針を決め、あとは合格まで全力を尽くしましょうということ。
やらなくてはならないことは多いですが、補強すべき科目には作戦を考えましょう、ということも。
 
試験まで、あと150日は切っています。
今年の受験生たちにも力を尽くしてほしいと思っています。
 
 
Wisardの教材サイトはこちらか、右上のリンクから。
 
 
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