【中学受験】ひとをからかってはいけない、からの微笑ましいエピソード。

 
先日の授業中のこと。
たまたま同じ小学校に通う生徒が、同じ教室にいるクラスがありました。
そもそも、同じ学年・同じ小学校の生徒がWisardに在籍している事自体が稀なので、これはわりと珍しいことです。
 
Wisardは基本的に生徒はそれぞれ異なる教材を解いている教室のため、生徒同士の私語のようなものはあまりありません。
ただ、小学校が同じとなると、なんとなく学校でのノリのようなものが現れる時はあります。
 
その中で、男の子2人が女の子の名前を取り上げてからかうような場面がありました。
Wisardのスタッフはみんな、そういうのは大キライ。
珍しく語気を強めて注意しようとした時、それよりも早くその女の子が自ら言い返し始めました。
 
 
「私の◯◯◯って名前は、お兄ちゃんが付けてくれたんだよ!!
お兄ちゃんはその時、幼稚園に通っている5才だったんだけれど。
まだお母さんのおなかにいる時で、性別もわからない時に。
お兄ちゃんが私のことを◯◯◯って呼び始めたから、お父さんとお母さんが私をこの名前にしてくれたんだよ!!」
 
すかさず、僕もそれに乗っかって弁護します。
 
「さすが、あのお兄ちゃんだねえ。
すごく、いいエピソードだと思うなあ。
素敵なお話だよ!!
ひとの名前をからかったりするのは、ダメだよ!!」
 
そう言うと、男の子たちは少しばつが悪そうに引き下がります。
一息ついて、勉強再開の空気となった時です。
その子がこちらをくるりと振り向いて、こんなことを言い出しました。
 
 
「先生。
そういえば、わたし、アベっていう先生の名前はあんまり好きじゃないんですよ。
アベじゃなくて、
△△△△(自分の苗字)に改名したらどうですか?

 
!!!
たったいま、僕は君の味方をしたのに!!
この恩知らず!!

 

 
やはり、小学生に油断は禁物ですね。
思わぬ角度から、色々と飛んできます。
 
 
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