【中学受験】英才教育ってなんだろう?

 
「先生、英才教育って、いったい何なんですかね?」
 
先日の授業中のこと。
どんなきっかけだったか、ある少年が口を開きました。
 
「うーん、英才教育かあ。
まあ習い事とか、能力開発?のようなことなのかな。
みんなも幼稚園くらいから、色々とやっているんじゃないの?」
 
「英才教育とか、意味わからないですよ!
やっているわけないじゃないですか!!
言葉の意味もピンとこないです!!」
 
「別に、そんなに憤らなくてもいいよ(笑)
確かに僕もピンとは来ないなあ。
それじゃ、君はどんなことを習ったことがあるの?」
 
「僕ですか?
 
確か、3才くらいの時にピアノをやっていたみたいです。
あとは英語。
 
それから、学研の教室にも言っていました。
あ、プログラミングは今も習っています。
 
今は、サピックス。
あとWisardにも来ていますね」
 
 
‥‥‥。
教室に不思議な空気が流れます。
 
(それは十分、
英才教育なのでは‥‥??)

他の生徒の心の声がビシビシ聞こえてきます。
 
 
でも‥‥。
この子は1年間で目立って成長したな、と思わせられる少年。
彼が感じていた通り、「英才教育」という呼び方は非常にダサく、居心地の悪い言葉です。
ですが、ネーミングはなんでもいいんです。
これまで取り組んできたことが様々に混ざり合って、きっと彼の中に残り、一部になっているのでしょう。
来年の1年も、もっと成長する時間にしてほしいと思います。
 
 
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