【補完】【中学受験の質問に対応】入室テストは複数回受験してもいい?

 
書きかけの状態で公開するというミスをしてしまいました‥‥。
たいへん失礼いたしました。
以下が完成バージョンです。

 

コメント欄でご質問いただいた内容

 
コメント欄でご質問いただいた内容にお答えいたします。
最近、以前よりも少しコメントをいただくことが増えてきたような気がします。
南浦和に1校舎しかない小さな教室のスタッフに意見を求めていただいたことに、まず感謝いたします。
 

先日の入室テストを自宅で答え合わせをしたところ、トータルで平均でした。
そのことに本人は満足がいかず、リベンジしたいようなのです。
点数が上がる可能性もあれば、逆に下がる可能性もある旨も伝えたのですが、受けたいようなのです。
その場合、本人の意思を尊重した方が良いのでしょうか??

 
テストを受けたいという気持ちが、まず評価できますね。
 
結論から申し上げると、
 
「スケジュール的に無理がなければ、ぜひご受験ください」
 
というのが答えです。
テストを受けることに対しての受け止め方は、生徒によって様々です。
 
「面倒くさいなあ」
「頑張って、いいところ見せるぞ!」
「受ける以上は、結果を出したいな」
「今日はテストか。全然、気乗りしないけどお母さんが受けなさいっていうから、仕方がないか」
 
といったように。
 
 
そして、勉強が得意=ペーパーテストというものにそれなりに誇りの基準があり、自分が勝負する場だと考えている生徒は、おおまかにいってテストが嫌いではないことが多いです。
頭を使うことそのものが好きだからです。
 
もちろん「テスト大好き!!」という子どもはそんなにいませんが(笑)
少なくともテストの日に気が重い子どもは少ない、という印象を持っています。
 
我々Wisardは、
 
「勉強にせよなんにせよ、人間は自分なりに考えて行動した時が最もパフォーマンスが高い。
小学生とはいっても強い強制力によって勉強に取り組ませたところで、その子どもの持っている力をフルに発揮させることは難しい」
 
と考えています。
 
今回ご相談いただいた件はその逆ですね。
自分なりにテストで力を発揮したいという希望があるのであれば、受けさせてあげましょう。
そして、そういった姿勢はいいことだ、家族としては喜んで応援したいというメッセージを送ってあげることが大切ではないでしょうか。
 
学習塾のテストに限らず、子供が勉強したいという意志表示をした時のご家庭の役割は、まずその機会を与えること、それからやりすぎたり、あまりに不適切な取り組み方にならないようにブレーキを引くことです。
 
入室までに期間があるので、その機会にもう一回受けてみようというのは無謀なチャレンジとは言えません。
気持ちがあるならやってごらん、というのが順当なところだと思います。
 
 

入室時のコースなんて、全く気にする必要はありません。

 
子育ての中では、子供にチャレンジさせるということに怖さというか、リスクを感じる場面もあります。
小学生は、成長する中で様々なことに取り組んでみて、自分の適性、勝負するフィールドを決めていきます。
ですが例えば、子供が
 
「水泳の選手コースと土日の野球は全てやめたくない。
中学受験と両立したい」
 
と言い出したとしたら、いやそれはさすがに優先順位をつけないと全てこなすのは無理がある、と止めようとするはずです。
子供のモチベーションにしたがって頑張らせてあげたいという反面、ある程度は大人のコントロールも必要です。
そういう意味で、子供を応援して外の世界に送り出すことと、リスクを考慮して守ってあげることのバランスを考えなくてはなりません。
 
 
今回のご質問では、次にテストを受けることで、結果が悪くなってしまうということをリスクとしてご心配になっているのだと思います。
つまり、入室時のコースが落ちてしまうということですね。
 
これは、全く気にしなくていいことです。
入室時のコースなど、その後の学習に何の関係もありません。
大切なお子さんが競争の環境に飛び込み、偏差値やコースで評価されることに居心地の悪さを感じる保護者の方が少なくないのは理解できます。
ただ、初めのコースが下がったところで、長い目でみればほとんど違いがありません。
逆に、余裕を持って学習をスタートできたり、その後の結果が出やすいというメリットがあるくらいです。
 
そもそも、テストを回避してコースを維持しようという発想が、守りに入りすぎています。
失敗したところで、一つの経験。
子供が成長する過程には、小さな成功と小さな失敗がギッシリ詰まっているのが一番です。
 
 

宿泊学習から帰ってきた日のクラス分けテストは受ける?

 
時折、
 
「旅行から帰ってきた日にテストを休ませるべきかどうか?」
 
とか、
 
「朝から微熱があるけれど、本人はテストは受けると言っている。
少し無理をしてでも受けた方がいいだろうか?」
 
というお問い合わせを受けることがあります。
 
その時はいつも、
 
「よほどひどい状態でなければ、受けさせてください。
失敗も経験。
本番だって、体調万全とは限らないんです。
コースなんか落ちたって、また上がればいいじゃありませんか」
 
と答えるようにしています。

まとめ

 
まとめると、
 
「テストを受けたいという、その意気やよし」
「塾には這ってでも行け!!」
「小さな成功と小さな失敗を、より多く」
「入室時のコースなんて、あまりにも些細なこと!!」

 
ということになります。
 
以上です。
ご参考になれば幸いです。
 
 
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