5年生の授業中のことです。
 
この学年の後期は、これまで習ってきた割合の概念を比の考え方に結びつけ、色々な場面でどんどん使っていくことになります。
比の文章題はもちろん、速さや平面図形にも使い、視野がグッと開ける段階と言えます。
これまで地道な計算を重ねていた道筋以外にも、強力なショートカットの方法があることを知り、考え方の幅がものすごく広がる、エキサイティングな時期です。
 
最短距離を走れるということは、プロセスが単純になるため、速くなるだけでなくミスが少なくなることにも繋がります。
したがって、この時期の算数を楽しむことができると、多くの生徒は算数がいよいよ得意になります。
問題のパターンは複雑になりますが、「武器となる考え方の概念」が身についていれば、どれも同じような問題に見えてくるところがポイントですね。
それだけ「感覚的に」使えるようになることが大切です。
 
 
さて、その5年生の少年が不意に口を開きました。
 
「先生、いまニュースで内閣支持率がどうとか言っているじゃないですか。
ふと思ったんですけれど。
 
例えば内閣支持率が40%だったとして、20%上がりました、ってなった時は48%になるんですか?
それとも60%になるんですか?」

 
 
素晴らしい!!
本当に痺れる、いい質問です。
 
それに対する解答としては、
 
「本当は、48%が正しい。
だけれども、実際に使用する上では40→60%を50%上昇とすると、分かりにくいと感じる人がいる。
だから、20パーセンテージポイント上昇、という言い方がある。
ちょっと長いから、20ポイント上昇とよく省略される。
どちらを省略するかを間違えて、20%上昇としてしまうと、意味が曖昧になってしまうから気をつけよう!」
 
が正解。
 
なのですが、そんなことは別に実用の中で感じ、気づいていくことですから、別にどうだっていいんです。
大切なのは、それを疑問に思うことができたこと。
こういう生徒は絶対に伸びます。
我々の仕事は、そういう才能の芽を見逃さないこと、それから「質問することは恥じゃない、わからないことはあの先生に聞ける」という環境を用意しておくことなのかなと思っています。
 
 
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突然ですが、十五夜という行事をなさっているご家庭の割合は、どれくらいあるのでしょう?
親子でお団子を作り、夜はみんなで満月を眺める、という流れのようですね。
僕の子供時代にはそんな経験は全くなく、生徒に「ちゃんと十五夜やりましたか?」と尋ねられた時も、???でした。
 
実際にあるクラスで聞いてみたところ、十五夜をやったのは4人中1名のみ。
やはり、そんなにメジャーな催事ではないようです。
節分の豆まきより、ちょっとマイナーくらいというイメージ。
 
・ご両親の生家で、伝統的にとり行う行事だった。
・季節を感じることのできる子供に育って欲しい。
・スイーツが好きな家族である。
 
こういったご事情がある場合は、毎年その日を大切にしているのではないでしょうか。
 
 
さて、十五夜をお祝いした、という唯一の生徒とこんなお話をしました。
 
「やっぱり、ピラミッドみたいにお団子を積み上げて、ススキみたいな草も準備したの?
そういう風に季節の行事を大切にするなんて、とても素敵なおうちだよね」
 
「やりましたよ。
みんなでボーッとして、月を見ていました。
でも先生!!
僕が空を見上げていた目的は、満月なんかじゃないんです!!
 
UFOなんです!
僕はUFOを探していたんです!!

 
「ほぉ‥‥。UFOねえ。
ウサギを見つけるよりは、可能性があるかもしれないね」
 
「あっ、信じていない!!
 
先生、UFOは信じなきゃいけないです!!
たくさん証拠があるんです。
いつか地球を侵略するために、宇宙人が襲来するかもしれないですよ!!
」」
 
「(彼の言葉は無視して)
さ、そんなことより相似形だ!!
これを今日はちゃんとマスターしなくては。
UFOのお話は、また今度ね!!」
 
 
彼のお話の続きはいつも聞いてみたいと思うのですが、UFOはさすがに、ちょっと脱線しすぎですね。
WIsardは進学教室なので、そんなことより、算数・国語のレベルアップの方を優先です(笑)
 
 
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こんな算数の問題があります。
 
「ビデオデッキであるテープを録画する時、標準モードでは2時間、3倍モードでは6時間、それぞれ録画することができます。
4時間20分のテレビ番組をこのテープにぴったり録画する場合に、標準モードで録画を始めると途中から3倍モードに切り替わります。
3倍モードに切り替わるのは、標準モードで録画を始めてから何分後ですか」
 
 
これはちょっと、良くないですね。
というのは、「ビデオデッキ」という単語がすでにほぼ死語で、子供たちの頭にはてな??がたくさん浮かんでしまうからです。
しかも、「テレビ番組をテープに録画する」という行動がすでに、意味不明なものなんですよね。
実際、この文章を読んでいただいている方々も、おそらくここ5年は「テープに録画する」ということをなさっていないのではないでしょうか。
 
入試に全く出題されないとは言い切れないので(作問する先生の年齢が予想できてしまいますが(笑))、一応扱っていた時のこと。
ある生徒とこんなお話をしたので、紹介したいと思います。
 
「ビデオっていう単語をもう知らないものね。
イメージできないのも当然だよね」
 
「いや、習ったことありますよ
 
「習った(笑)
ビデオっていう言葉はもう習うものなんだね。
ジェネレーションギャップを感じるなぁ。
まあ、僕も若いから、そんなに歳の差はないんだけれどね」
 
「(僕の言葉は無視して)
あっ、思い出しました。
多分まだありますよ。
おばあちゃんのうちに!!
 
「おばあちゃんか(笑)
まあ、今はブルーレイやハードディスクだものね」
 
「昔はうちにもあったらしいですよ。
今のTVでは使えないから捨てたらしいです」
 
 
ここまではまあ、普通。
今の小学生とお話する上では、当然の流れですね。
ところがここまではまだジャブで、最後に強烈なカウンターが飛んできました。
 
「あっ、でも先生。
ラジカセは今でもうちにあります。
テープはもうないですけれど、ラジカセにも入れるところありますよね!!」

 
 
‥‥‥。
このセリフ、傑作すぎませんか??
自然な笑顔と共に話してくれるので、さらに最高に面白いと思いました。
つい1週間ほど前が誕生日だったのですが、それがちょっと居心地が悪い気持ちで、帰宅の途についた次第です。
 
 
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中学受験の準備をしている生徒は、数多くのテストを受けます。
毎週の復習テスト、月に1回のまとめテスト、数ヶ月に1回の大きなテスト。
中学生・高校生と比べてもほぼ同じ頻度、あるいは多いくらいかもしれません。
子供たちはそれにその都度向き合って力をつけていき、勉強の取り組み方、いわゆる「学習の作法」のようなものを身につけていきます。
 
 
さて、WIsardの算数は、一部のクラスを除いてはテストのない授業をしています。
従って、テスト結果はほとんど模試の結果を見るだけ。
そして、伴走している我々は、テストの得点や偏差値は実はそれほど気にしていません。
 
特に見ているのは、
「(低迷が続いている場合)それを脱出するきっかけがつかめているか」
「(授業での印象とのズレがある場合)その理由は何か」
「極端な苦手科目がないか」
「全体的に上昇傾向にあるかどうか」
 
ということです。
もちろん担当科目の算数の答案で、「ここまでは正解できている!」「これも間違えている‥‥」というのはチェックしますが。
 
ご家庭におかれては、1回1回のテストの結果よりは、通塾の姿勢・家庭での取り組み方といった過程を重視しながら評価し、時には叱咤し激励してほしいと思っています。
 
 
さて、前置きが長くなりました。
 
夏休みの最後のテストで、目立って立派な成績を残した少年がいました。
成績表を見て、
「ほぉー、好成績だね。なかなかやるねー」というお話をしていた時のこと。
 
お話の流れで、
 
「これなら、お父さんやお母さんも喜んでくれたっていうか、納得して褒めてくれたんじゃない?」
と尋ねました。
すると彼からは、「いや、別に‥‥」という素っ気ないお返事。
 
それから、ふと思い出したようにこう付け加えてくれました。
 
「あぁ、そうだ。
お父さんからこんなことを言われました。
 
「お前はやっと、
ここからがスタートだな」
って」
 
 
えぇー、かなり頑張っているのに、お父さんはクールだなあ(笑)と思わず笑みがこぼれました。
これくらいのバランスが、いいんじゃないかと思っています。
 
 
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9月後半のWisardの土曜日の授業。
いつもよりぐっと少人数の教室になります。
 
そう。
理由は、小学校で行われている運動会です。
少し秋めいた風と、スカッとした教室を見ると、ああもう秋だなという感じがします。
今日も涼しくて、絶好の日和でしたね。
 
 
さてそんな中、午前中の授業を終えたら、兄弟の応援に行くという子がいました。
この話がなかなかスゴいんです。
 
「うちのお母さん、朝の5時前から並びに行っています。
応援するための場所取りで。
それでも50番は楽々超えていたみたいです。
一番早い人は昨日の夕方6時から並んでいたみたいですよ。
スゴいですよねー!!」

 
いやはや‥‥。
もちろん、初めて聞くお話ではありませんが、もうなんというか‥‥言葉がありません。
 
そうやって家族に守られている、大切にされている子供たちなんだなあ、ということを改めて感じます。
いい思い出が残る1日になるといいですね。
思い出だけではなく、大量の動画が残りそうですが(笑)
 
 
ちなみに、子供時代の僕の場合、
 
足→遅い。
応援団→大きい声を出したくない。
やる気→まったくない
(特にみんなで踊るダンス系のものが大キライ)

 
というわけで、家族も何事もなく過ごしていたような気がします。
ただ、当日はいつも面白くて、毎年「意外と楽しかったなー」と思っていた記憶があります。
まあ、運動会の楽しみ方も色々あるということで‥‥‥。
 
それから、中高の体育祭は小学生のそれとはまた違い、ものすごく盛り上がるイベントでした。
駒場東邦の体育際は秋ではなく春にあるのですが、運動系が好きな男の子であれば、きっと気にいると思います。
気になった方はぜひ、足を運んでください!!
 
 
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