日曜日の授業の休み時間のことです。
生徒たちはアタマを使っている時間の合間、完全にリラックスして様々なことをお喋りしています。
その中で、どれくらい前までの記憶があるか、ということが話題に上がっていました。
横で聞いていると、一人がこんなことを言い出しました。
 
 
「生まれる前の記憶があるんだ。
黒と赤だけの世界で。
たくさんの扉っていうか、出口みたいのがあって。
どこから出ていってもよかったんだけれども、なんとなく、うちの両親のところを選んだことを覚えてる」

 
あっはっは。
なかなかの詩人ですね。
ロマンチストに育ちそうです。
ご両親が聞いたら、嬉しくなるエピソードかもしれませんね。
 
 
横で聞いていて、思わず声を出して笑ってしまっていたところ、先生は本当だと思うかどうかを尋ねられたので、こう答えました。
 
「そうだなあ‥‥
そうやって生まれてきた君を、ご両親は大切に育ててくれたんだね。
オムツを何百回も交換して、洗ってくれてさ。
自分のことより、君たちのことを一番に考えてくれている。
お父さんとお母さんがしてくれたことに、感謝しなくちゃいけないね」
 
今思うと、全然質問に答えていませんね。
しっかりと、切れ味鋭い答えが返ってきました。
 
「いいえ、ちがいます。
僕のオムツを洗ってくれたのは洗濯機です。
というか、最近のオムツは使い捨てだから、洗ったりしないんじゃないですか!!」

 
確かにそうかもしれません(笑)
昔の方が、お母さんに感謝しやすかったかもしれませんね!!
 
でも、簡単にそういう気持ちを口にしなくなるくらいで、ちょうどいいんだと思います。
近い未来、試験場で一人で戦わなくてはならない生徒たちですから、それくらいの独立心は必要ですよね。
 
 
↓Facebookを活用し始めました。イイね!をお待ちしています。
イイねしてくれた方は……現在65人です!

Wisard Facebookページ
 
↓ブログ更新のモチベーションとして2つのブログランキングに登録しています。
珍しく、ちょっとほっこりする話が来たー!!と思ってくださった方はクリックをお願いします。
クリックはそれぞれ1日1回まで有効です。
 
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
 

6年生は9〜10月までには志望校・受験校を決めます。
保護者の皆様とお話をする際、学校までの距離のことはよく話題に上がるので、今回はそのことを記事にします。
 
埼玉の南浦和という地域で中学入試に携わっていると、全体的に送り出す生徒たちの通学時間は長くなる傾向があります。
都内で仕事をしていた時代は、電車に乗っている時間が40分以内は無理のない通学圏内というお話をよくしていました。
ですが、この地域だともう少し長めの感覚になってきましたね。
電車に乗っている時間が50分以内、乗り換えが2回以内であればまったく問題ないという考えです。
(もっと言えば、もう少し長くても本当に通いたい学校であれば、大丈夫です)
 
朝練のある部活動に参加したいだとか、極端なラッシュになる路線を利用する等の事情がなければ、元気に通ってくれます。
子供達は急激に体力がつく年齢なんですよね。
Wisardの卒業生で、中学校が遠くて通えなくなってしまった、という生徒は僕の知る限り一人もいません。
通学時間がロスになるという見方もあると思いますが、遠方へ通う生徒は電車の中で眠ったり勉強したり本を読んだり。
けっこう、有意義に過ごしているんですね。
 
 
中国の故事にこんなお話があります。
 
「ある母は、初め墓地の近くに住まいを構えていた。
息子が葬式の様子を見て、その真似事をするようになった。
母はここは子供を住まわせる場所ではないと考え、市場の近くに引っ越した。
 
すると今度は、その子は言葉巧みに物を売りつける商人の真似をするようになった。
母はやはりここも子供を住まわせる場所ではないと考え、今度は学校の近くに移り住んだ。
 
その結果、その子は勉強に励み、礼儀作法を大切にするようになった。
母はここならば子供を育てるのに良い環境だと考え、そこに住まいを定めた。
そしてその子は教養を深め、ついに一角の人物に成長した」
 
中国の思想家 孟子とその母親の故事です。
(少しだけ現代風に意訳しています)
 
 
もちろん、引越しを奨励しているわけではありません。
お伝えしたいのは、子供にとってそれだけ環境は大切であるということです。
校舎や設備、カリキュラムといったハード面はほんのごく一部。
先生や先輩、共に刺激しあい、競争できる仲間がいる環境がとても価値があるんです。
電車に何分乗っても通いたいような、そんな学校に通えることはとても幸せなことなんじゃないかと思っています。
 
ちなみに僕が知る限り、最高の遠距離通学をしていた生徒は東北から広尾への通学でした!
これはさすがにちょっとスゴすぎですが‥‥‥。
 
 
↓Facebookを活用し始めました。イイね!をお待ちしています。
イイねしてくれた方は……現在65人です!

Wisard Facebookページ
 
↓ブログ更新のモチベーションとして2つのブログランキングに登録しています。
なんだかセオリックすぎてちょっとつまんないけど、確かにそうだよねえと思ってくださった方はクリックをお願いします。
クリックはそれぞれ1日1回まで有効です。
 
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
 

「先生、この本、面白いですか?」
 
ある生徒にそう声をかけられました。
Wisardは玄関口に本棚があり、好きな本を1冊借りていっていいことになっています。
彼は授業が終わり、帰り際に先生に声をかけて面白い本はないか、尋ねたわけです。
 
初めは僕の私物と買い揃えた書籍から始まり、
国語科のスタッフがオススメの書籍を並べていき、
卒業生たちが読み終わった本を寄付してくれ、
生徒たちのリクエストの本を注文し‥‥‥そして今に至ります。
 
 
ですから、僕も全冊読んでいるわけではありませんし、
何よりも面白い本は自分で探すもの。
よほど意見を求めているようであれば、もちろん答えます。
ですが、まずはやんわりと自分で選ぶよう促そうとした時のことです。
まだ授業中だった上級生が僕の代わりに答えてくれました。
このセリフが傑作だったんです。
 
 
「おっ、そのシリーズ!!
それはマジでやばいぞ!!
面白すぎて、間違いなく依存症になる。
 
僕も以前読んだ時、勉強がおぼつかなくなって、禁止令が出されたんだよ。
それくらい、面白いよ!!
 
それでもテストの前に1日1冊読んでたら、成績が思い切り下がった。
ほんとに、めちゃくちゃ怖い本だよ!
絶対にやめた方がいい!!!!」

 
 
あっはっは。
ものすごい褒め言葉ではありませんか?
表現も巧みで、きっと読書量があるんだろうなあと感心してしまう自分がいます。
冒頭の問いかけをした生徒は、迷わずその本を借りていきました。
そんなに面白いなら、僕も読んでみようかなと思うくらいです。
この答えている少年にとっても、夢中になれる本を見つけた経験は決して無駄ではなかったんだろうな、と感じます。
 
 
そういえば、昨年度の5年生の中に、毎回巨大なカバン?袋?を持ってきて、大量に本を借りたり返したりしている少年がいました。
その度に、七福神みたいになっているよ!とツッコミを入れていたのですが。
6年生になってそういう姿も見なくなったなあと思っていたら、夏休み前の実力テストで今までになかった、過去最高の成績を取ってきました。
 
何事もメリハリ。切り替え。集中力。ですね。
 
 
↓Facebookを活用し始めました。イイね!をお待ちしています。
イイねしてくれた方は……現在65人です!

Wisard Facebookページ
 
↓ブログ更新のモチベーションとして2つのブログランキングに登録しています。
1回に1冊っていうルールはどこにいったんだぁぁぁぁ!!!と思った方はクリックをお願いします。
クリックはそれぞれ1日1回まで有効です。
 
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
 

まだ夏期講習が始まるまでにしばらくのお時間がありますが、暑くなりました。
普段は気温が一番高い時間帯には、ほとんど外に出ることがないのですが、たまにそうした機会があるとあまりに暑いので、ちょっと怖くなることがあります。
熱中症、という言葉はそんなに遠い世界の他人事ではなさそうです。
 
生徒たちが教室に到着した時に、いきなり汗だくだったり、すでに消耗している様子だったりすると、それを強く感じます。
Wisardでは炭酸飲料とフタのない飲み物はダメですが、それ以外はOK。
しっかり水分を補給して、一息入れてから始めなくてはなりませんね。
夏は長いです。
生徒のみんなには、本当に気をつけてほしいと思っています。
 
僕が小学生の頃は、炎天下でも自転車で40分くらい走って塾に通っていたのですが、今ではちょっと考えられないですよね。
今考えると「電車賃を節約して、教室が終わった後にみんなでジュースを飲む」ために、よくそこまでやっていたなとビックリです。
昔の子供が元気だった、というわけではなく、こんなに暑くはなかったのではないでしょうか。
小学校の教室にエアコンもなかったですし。
 
 
そう考えて、「暑さ対策はしっかり。勉強は体調万全でやるものだから!」と全体に話す機会があった時のこと。
ある生徒がわざとらしくうんうんと頷いていることに気がつきました。
 
「ちょっとちょっと!!
メチャクチャうなずいているけど、君はいつも車で送ってもらっていなかったっけ?
今日は土曜日だから学校もないし、ただ車で送ってもらっているだけだから、あまり関係ないのでは?」
 
そうたずねるとこんな答えが返ってきました。
 
「いやー、でもうちのドアを出てから車までと、車を降りてから教室まで。
結構歩きましたよ!」

 
教室で聞くと、ジョークを飛ばす機会を逃さない面白い少年なんです。
ですがテキストに直すと、とんでもないおぼっちゃまみたいになってしまいますね‥‥(笑)
 
 
↓Facebookを活用し始めました。イイね!をお待ちしています。
イイねしてくれた方は……現在65人です!

Wisard Facebookページ
 
↓ブログ更新のモチベーションとして2つのブログランキングに登録しています。
や、今年の暑さはほんとに気をつけないとね!!と思ってくださった方はクリックをお願いします。
クリックはそれぞれ1日1回まで有効です。
 
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
 

先日、ニューヨーク帰りの友人と話をした時に、こんなことを聞いたことが印象的でした。
 
「向こうでは、夜遅くまで職場に残って仕事をしているようなタイプは、ちょっとクレイジーだって思われる。
仕事帰りに同僚とパブに行ったとしても、みんな一杯でさっさと帰るよ。
早く帰って、食事は家族としたいから。
家族が一番なんだ。
みんなそのために働いているっていう意識があるような気がする。
日本人は夜遅くまで働きすぎだと思うし、なかなか家に帰らないよね」
 
 
一方、映画関連の仕事をしている全く別の友人から、こんなことを聞いたこともありました。
 
「制作が佳境に入ると、徹夜仕事ばっかりで家に帰れないこともある。
しんどい時もあるけれど、何かに打ち込んでいる、新しいものを作っているっていう感覚がすごくあって、充実しているよ。
そう感じられる仕事に巡りあえたことは、すごくラッキーだったと思う」
 
 
なんだか、どちらも納得できるなあ、と思います。
仕事との関わり方は、人それぞれですよね。
 
さて。
最近、保護者の方からこんな差し入れをいただきました。
 
 
ありがたい差し入れ
 
 
塾の先生はどういう職業だと思われているのでしょう?
そこがちょっと不安になりますが(笑)
できることなら気持ちの上でも、体力的にも余裕を持って仕事をしたいものです。
ですが、いざどうしてもという時が来たら、ありがたくいただきたいと思います(笑)
スタッフ全員の1年分はありますので、もう大丈夫です!!
 
そういえば、以前こんな記事を書いたこともありました。
もう1年半前になります。
時がたつのは早いものですね。
 
まさか、まさかの差し入れ。
 
 
↓Facebookを活用し始めました。イイね!をお待ちしています。
イイねしてくれた方は……現在65人です!

Wisard Facebookページ
 
↓ブログ更新のモチベーションとして2つのブログランキングに登録しています。
こんな感じの記事の方が、気楽に読めていいね!!と思ってくださった方はクリックをお願いします。
クリックはそれぞれ1日1回まで有効です。
 
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村