合格体験エピソード

「分からない問題を分かるように」の繰り返し
Yくん(2010年度/海城中進学)

僕がWisardに入れてもらったのは6年の夏期講習からだった。それまでWisardの存在を知らなかったこともある。
4年生から中学受験を目指し頑張ってきたが、だんだんと算数が苦手になり、
このままでは志望校に合格するのは無理ではないかと思い始めていた。

 

そんなときに母の友人がWisardのことを教えてくれた。
「あの阿部ちゃんに算数が教えてもらえるんだから」と阿部ちゃんをよく知る母と姉は迷わず僕に勧めた。

 

しかし、僕は阿部ちゃんを知らないし、塾に2つも通うことができるかどうか不安だった。
でもこのままではだめだと僕も思っていた。
入試本番まであと6ヶ月、ゆっくり考えている時間もなく、気づけば僕は阿部ちゃんに算数を習っていた。

 

4年生の時にはそんなに難しいとも感じていなかったが、
5年生、6年生とだんだん解けない問題が多くなり、
やってもやってもなかなか成績に結びつかなかった。
でも分からない問題を少しでも減らし、分かることを増やそうと勉強し続けた。

 

長い夏が終わり、休みあけにテストがあった。そのテストで算数がすごくできた。
算数を得意にするのは難しい。しかし、算数が足を引っ張らないようにしたいと思った。

 

9月に入り、第一志望から過去問を始めた。
1回・2回を5年分、やっと10回分が終わり、阿部ちゃんに終わったと言うと、
「じゃあもう1周やって」と言われて気が遠くなった。
1周目も全くできなかったが2周目もできず、合格できる気は全くしなかった。
おまけに学校説明会の時に母が買ってきた昨年の本番のテスト問題も最後にやらされた。
それはさすがに3回目だったので合格点がとれた。

 

1月に入り、いよいよ入試が始まった。
自信はなく、「どうだろう?」という気持ちで1校目、2校目、3校目。
不思議なことにでき、合格できた。

 

そしていよいよ2月1日。気持ちは同じだった。

 

「どうだろう?」

 

あれだけできなかった過去問だったが、本番ではどういうわけかすらすら解けた。

 

受かったと思った。

 

「合格!」

 

待ちに待ったこの瞬間。僕の3年間の受験はやっと終わった。

 

できない僕を最後まで見捨てずに、わからない問題を全部教えてくれた阿部先生、本当にありがとうございました。
中学でも頑張ります。


進学おめでとうございます。

 

2009年度はたった2人の、算数のみ受講生のうちの1人でした。
最後は算数も戦える力をしっかりつけてくれましたよ。

 

「受かったと思った」

 

この一言。最高に格好いいセリフだなあと思います。
その言葉を口にさせるのが僕の人生の主な目的です(笑)
算国の偏差値が20近く離れていた少年ならではの文章力にも感心しました。
これからの成長、楽しみにしています!


阿部

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