「我ガ道ヲ行ク」

Yくん(2017年度/開智中 進学)

Wisardでの受験勉強で思い出になったことは2つあります。

1つ目は勉強の内容は基本的にノートに問題を解くということ。
一般的にはテキストが配布され、それに書き込んで授業を受けるのが普通です。
また、ノートを忘れてしまっても安心。
新しいノートをもらえます。
でも1冊もらったら、次の週くらいには別のノートを返します。

2つ目は不得意な教科を重点的に勉強させてくれることです。
でも逆に言えば、とても不得意な教科に向き合わないといけないので、心が折れそうになったこともありました。
自分は算数が苦手だったので、算数をやっている時に何度か放心状態になってしまいました。
でも受験生のことをよく考えてくれているので、勉強がしやすかったです。

一見よい塾かもしれませんが、欠点もあります。
それは……とても時間が伸びること。
「まあ、僕たちのためなのは分かる。分かるけど長い……」
といつも思っていました。

話は変わりますが、受験の日のアドバイスがあります。
1つ目は早寝・早起き(これ大事!)。
2つ目は受験会場で先生たちと会う時、知っている先生がいなかったら自分の中で集中すること。
この2つができていれば、本番で集中できます(僕の場合は…ですが)。

受験の結果は志望校に届かず、見たときは「目が狂ってるのか?」と思いました。
でも落ちてしまったのは自分のせいなので、受け入れるしかないです。
(受け入れたくないけどね、しょうがないね!)

6年後にはこんな辛い思いはしなくてすむように勉強して、自分のためになるような人生にしたいです。
そしてこれから先も自分の道を進んで行きたいです。
阿部先生・畠中先生、短い間でしたがありがとうございました!

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

8期生の中でもっとも口の減らない少年だった君が、立派な体験記を書いてくれたことが嬉しいです。

いつも楽天的で、前向きで、ひるまない。
君は、そういう長所を持っています。

何かを学ぶことは好きだけれど、その精度を上げる練習は好まない。
人から言われたことのほとんどは、思い切り聞き流す。
そんな短所も持っていましたね(笑)
正直、中学入試では本気の50%も出していないと思います。
いや、5%も出していないかもしれません。

中学入試で悔しい思いをもし味わったのであれば、その気持ちを忘れないでください。
君は常に前を向いている少年なので、すでに忘れているのではないかと怖いです(笑)

算数に限らず、何かを理解する力は非常に高い君ですから、それを練習する労を惜しまないでください。
そうすれば、もっと学習することが面白くなります。
開智中学校は充実した学校生活と、しっかりした勉強を両立できる環境です。
6年間を大切にしてくださいね。

阿部

2017年