成せば成る

Iくん(2019年度/成蹊中 進学)

僕は最後の最後まで、両親にも先生方にも心配をかけ続けてきました。
Wisardでは集中力もなく不真面目だった僕を最後まで「受験生」になれるよう、指導してくれました。
そして僕は「受験生」になれました。
志望校である成蹊中学校に合格できたのです。

なぜ合格できたのでしょう?
今でも理由は分かりません。
理科・社会は好きな教科だったので、難しい問題も解くことができました。
国語は好きな読書のおかげで、難しくは感じませんでした。
おどろいたのは、算数です。
苦手だったはずの算数を、本番ではスラスラと解く事ができたのです。
それはWisardでの基礎の繰り返しと、家庭での過去問のおかげだと思います。
また、僕が合格できたのは、試験当日を最高の状態でむかえられたからです。
気持ちよく楽しんで臨めたので、いつもの倍以上の力が出せました。

なにしろ、楽しむことが大切です。
本番で支えてくれた両親、そこまで支えてくれた先生方には頭が上がりませんが、いつか恩返しをできるように、中学生活も楽しみます。
本当にありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

最高!!最高の合格でした。
君はつくづく人間らしいというか、常に本音で生きている少年でした。

いまだから言えるエピソード。

授業中になかなかトイレから帰って来ず、どうしたんだろうと思ってトイレを見に行きました。
するとトイレのロックがかかっていない、ブルーの表示。
ビックリしてドアをあけると、カギをかけずにトイレに座ってマンガを読む君を目撃したのでした……。
あの瞬間は、先生人生で最大の驚愕だったかもしれない(笑)

Wisardに来る前に本屋さんで買ったマンガ。
それを読むのを自宅に戻るまで待ちきれないなんて……。
あの時は、立場上怒らないといけないから、厳しく接したけれど、笑いをこらえるのに必死だったものです。
この1年間、「いい加減にしろ!!」と言う機会は本当に多かったね(笑)

自分の興味関心のある分野は放っておいても取り組み、それ以外は知らんぷり。
テスト時間の半分くらいはボーっとしていて、本当に何も考えていない……。
そんな君が合格するかどうかは、「テスト時間全部、入試問題と向き合うかどうか」だと思っていました。
成蹊という多様性のある第一志望校に入学できたのはとても良かったと思います。
いまの気持ちのよい人柄はそのままに、人生を切り開く力をつけてくださいね。

阿部

2019年