サクラ咲く(桜蔭じゃないよー)

Mさん(2019年度/市立浦和中 進学)

私は、英語以外の勉強は嫌いだった。
5年の夏休みが過ぎてもそれは変わらなかった。
しかし、決定的な事件が起きた。
基礎トレと漢字以外は家で勉強していなかったため、αから二つもクラスが下がったのだ。
さすがにまずいと思い必死で勉強し、6年の初めにはαに戻れた。
しかし、ここで私の短所が足を引っ張った。
それは「一度良くなると油断すること」だった。
ついに私は真ん中のクラスまで下がった。
少し上のクラスに上がる。
下がる。
上がる。
下がることをくり返すようになった。

その頃Wisardに行くことになった。
私は算数の授業のみを受けていたのだが、阿部先生のメリハリのある授業が楽しく、一定のクラスをKeepすることができるようになった。


いよいよ1月入試本番。
私は毎日緊張していた。
そして市立浦和の日がきた。
私は誰よりも「行きたい」「入れて下さい」という気持ちを強く持ったおかげで見事に合格できた。
ここまで私の話ばかりだったので、皆さんにアドバイスをしようと思う。

<入試時期にはいったら>
1.よく寝ること。
寝ないとはかどりません。
2.泣かないこと。
落ちてもまだ受かるチャンスはあるので、泣くのはやめてください。
もっと落ち込み、悪い結果を招きます。
3.努力を怠らないこと。
5年の夏休みの私が最悪の例です。

以上の3つのことを守れば大丈夫!
応援しています。
最後に、楽しい授業をしてくださった阿部先生、国語の添削をして下さった畠中先生、ありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

君は一見すると育ちの良いお嬢様のようですが、実は頭の中身は自分で考え、簡単に人のいいなりにはならない強さを持つ女の子でした。
苦手科目というふれこみだった算数についても馬力があり、十分に勝負できる学力をつけていました。
勉強で身を立てていける能力を持っていることは間違いありません。

そして、合格をいただいた学校の中から、市立浦和を選んだのはとてもよい選択でした。
自宅から共学で伸び伸びとすごせるということが1番。
それから附属校に進学する展開にならなかったことで、大学受験でもう1回頑張ることになったことも。
これは君にとって、とてもよいことだと思います。
「英語以外の勉強は嫌い」なんて書いているけれど、君が勉強の面白さをわかっていることは僕がよく知っています。
市立浦和は言われたままにやっていればよい学校ではないので、今後は進路にせよ、勉強の仕方にせよ、自分で考えなければならない場面が増えるはずです。

周囲に言われて仕方なく従っているようではまだまだ。
自分でじっくり考えて、次の頑張るべき時には力を尽くしてください。
成長を楽しみにしています。

阿部

2019年