僕の受験

Tくん(2019年度/海城中 進学)

僕は3年生の時にWisardに入塾。
そして4年生の時にSAPIXに入塾。
そんな受験のスタートだった。

終わってみるとあっという間だったけれど、渦中にいる時は、頂上が見えない孤独な山登り、ゴールの見えないマラソンのようだった。

算数は、阿部先生のお陰で安定していたが、他の3教科の偏差値のグラフは、ジェットコースターのようにアップダウンが激しかった。

6年の4月、想定外のクラスに落ちてしまい、
中学受験はあきらめようと、両親と一緒に阿部先生のもとに退塾のあいさつに行った。
その時、先生と両親が話し合いをし、僕にもたくさんの話をしてくださった。

阿部先生からの「不退転の覚悟で頑張りましょう!」という言葉に、それまで僕の中でばく然としていた中学受験に対する気持ちが、そこから「受験をするぞ!」という強い気持ちに変わった。
振り返ると、このクラス落ちが僕にとって大きな転機となった。


僕の受験スタイルは「塾でやりきる」。
SAPIXでもWisardでも集中して行う。

6年の秋、志望校が決まってからのSAPIXの忙しさは半端なかったが、SAPIXのカリキュラムをこなすことで大きな自信となった。
何より阿部先生が、最後まで力を尽くしてくださったことが、3日の海城中の合格へつながったと思う。

春から、海城中に進学できる喜びをかみしめたい。


受験生の皆さんへアドバイス。

SAPIXの授業時間を大切にしてください。
そして、これから大変な時がやってくると思いますが、大丈夫です。
阿部先生が必ず伴走してくれます。


最後に。
阿部先生 4年間ありがとうございました。
先生のお陰で、一度も苦になることなく算数という教科を学ぶことができました。
また、第1志望校に合格することはできませんでしたが、秋から第1志望校の問題に取組み、算数の楽しさを、さらに実感することができました。

算数の楽しさを教えてくださりありがとうございました。
また、海城中進学に導いてくださりありがとうございました。
Wisardで過ごした4年間は、僕にとって大切なものとなりました。

大好きなWisardへ
感謝を込めて
ありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

「阿部先生」「阿部先生」言いすぎ!!(笑)
合格は君が自分の力で勝ち取ったものです。
そんなに気を遣わなくてもいいから、自分の力が目に見える形であらわれたことを自信に、中高6年間もその先も、大活躍してほしいと願っています。

それから君も書いている通り、中学受験をやめる寸前まで行った時がありました。
今思えば、あれが大きな転機だったね。
それまでは、周囲にごちゃごちゃ言われるの、わずらわしいなぁー、という様子だったのが、自分自身の受験として向き合うようになった気がします。

中学受験の経験で、自分の進む道は自分の行動で決めることができること、それを支えてくれる周囲がいること、その人たちを喜ばせることだってできること、がよくわかったはずです。
君を教えていた3年と少しで、よく成長したと思います。
次のステップでも、それを続けて下さい。
成長を楽しみにしています。

阿部

2019年