10月31日。ハロウィーンよりも天才の日。

ハロウィンがテンサイ(1031)の日でもあることに、初めて気がつきました。
何を今さら!!というツッコミはどうか、ご容赦ください。
 
さて、僕は天才の育て方は全く知らないですし、軽々しく口にできる言葉でもないので、あまり関係ないなあと思っていたのですが。
面白いエピソードがあったので、書いておこうと思います。
 
 
Wisardの教室では、5年生は基本的にパズル教材を使いません。
ですが、稀に授業中に使う場合があります。
集中する感覚を取り戻してほしい時や、単元的につまらない内容がどうしても続いてしまう時などですね。
授業中にあまり多くの時間をさけないという事情もあり、自宅で好きに取り組んでいい「おみやげ教材」にすることもあります。
 
そんなわけでAくんがあるパズルを自宅で解いて、持ってきました。
3問だけ間違いがあり。その直しから授業はスタート。
その解いている様子を見ていて、素晴らしいなと感心しました。
 
時間にして30分以上、彼は猛烈に集中して試行錯誤しているんです。
会話も一切なし。
周囲のことは完全にシャットアウトして、アタマを使っていました。
そして僕は最後に解答をチェックしただけ。
何にも教えていません。
 
解いたのは、たったの3問だけです。
でも、ものすごく伸びていると思います。
この感覚が、とても大切なんです。
実際、本日のプリントのセットにも同じような取り組みで瞬時に片付け、颯爽と帰って行きました。
「天才」という言葉はあまり好きではありませんが、こういう爆発的な集中の積み重ねの先にあるものなのかなと感じています。
以前のブログでも、言葉は取り上げたりしています。
ですが、思考や向上心の停止につながりかねないので、言葉としてはあまり好ましくないと感じている、ということですね)
 
 
それから、もう一人。
授業の最後にパズルを解いていた、別のB少年のことです。
お迎えの車が到着したので、そこで打ち切りになる場面でのこと。
彼はほんのすこしだけ名残惜しそうに視線をあげて、こう言いました。
 
「ねえ、先生。
このプリント、持って帰ってもいい?」

 
 
いいですねえ。
それだ!勉強っていうのは、それなんだよ!
それが大切なんだ。その感覚を忘れるな!!
と思っています。
 
 
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