【中学受験】「必ず家族で夕食を共にする」

2018年度の受験生たちの多くが、中学受験の体験記を書いてくれました。
例年と同じかそれ以上に、面白い文章が多く、1人で笑いながらHPにアップする準備をしています。
はたから見ると、ただのヘンな人になってしまうので、気をつけなくてはいけませんね。
現在は校正作業中の段階ですので、もうしばらくお待ちください。
 
さて、その中の1つ。
あるお父さまが書いてくれた文章の冒頭に、非常に印象的なフレーズがありました。
 

我が家は私も妻も中学受験の経験がなく公立高校出身でしたので、娘も同じように高校受験させるつもりでした。
従って塾には行かせず、休日は家族で博物館や科学館、工場見学や地元主催の各種教室(絵画・料理・陶芸・理科実験等)に参加し、娘に机上学習以外の様々な体験をさせることを通じて、将来の可能性を広げて育てていく方針でした。
このような考えでしたので、時間的拘束の厳しい塾通いはせずに、必ず家族で夕食を共にする等、親子のコミュニケーション重視の生活パターンを維持することを優先しておりました。

 
この、
 
「必ず家族で夕食を共にする」
 
という部分。
何気ない一言ですが、深いなあとつくづく感じました。
 
これは、日本の家庭では99%は無理なことだと思いますし、そうしなければならないとももちろん思っていません。
ただ、このお父さまはそれを実現するために、並々ならぬ努力をなさっていたはずです。
夕食だけでなく、「家族を大切にする」「子供を最優先に考える」という指針を持って常に行動することは、決して簡単なことではないですよね。
 
 
そして、このお子さんが教室に来た初日のことはよく覚えているのですが、「うわっ、こりゃすごい!」と電光が走る感覚があるほど、強力な才覚を秘めていました。
また、笑顔の多い、誰からも好かれるような生徒でもありました。
 
もしかすると、夕食を家族でとる機会が多かったことは、あんまり関係はないのかもしれません。
ただ、子育ては日常が大切、ささいなことの積み重ねなんだろうなあと改めて考えさせられました。
 
もちろん受験勉強は教室や自宅で、机に向かってするものですし、その時間は少しでも有意義なものにしていかなくてはなりません。
ですが、鉛筆を握って勉強する時間は、子供たちが生まれてからの10年と少しの時間からすれば、ほんのわずかです。
それ以外の時間の過ごし方も、全てが繋がっているのかなという気がしています。
 
 
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