【中学受験】マンスリーの結果は、ドアをあけた瞬間にわかる?

 
授業中、ある生徒が不意に口を開きました。
 
「先生、(SAPIXの)マンスリーが悪いと、うちの雰囲気が少しおかしくなるんですよ」
 
「まあ、テストが悪くて雰囲気が良くなるということはないだろうけれど。
でも自分なりに次はこうしよう、というビジョンに繋げられていれば、それでいいよ。
クラスが落ちてただただ落ち込むとか、逆に点数が良くて何かを買ってもらえる、みたいなのはあまり面白くないよね」
 
「いや、そういうこと以前に、うちの空気がおかしくなるんです。
お母さんやお父さんは結果を先にネットで見ているじゃないですか。
だから、帰宅した瞬間にマズい雰囲気の時があるんです。
部屋に入った瞬間にわかるんですよ」
 
「(超能力者的な発言だなー(笑))
うーん、まあご両親もその程度のプレッシャーはかけていこう、ということだと思うよ。
正直、4・5年生のマンスリーは解法暗記である程度乗り切れてしまうから、別に良くても悪くてもこちらはそんなに気にしていないんだよ。
それよりも、自分がそこからどう学んでいるか、次にどう活かすのかの方が、ずっと大切。
一番重要なのは授業を理解して、ちゃんと身につけること。
それから、それを点数にしっかり変えていくために、どうしたらいいんだろうって思考錯誤して、こうすればいいんだ!!という自分なりのやり方をつかむことだよ」
 
 
「それが‥今回はテストがけっこう良かったんですよ。
それまで、お母さんの機嫌が少し悪かったんですけれど。
それが一発でよくなったんです!!!
 
ファーッ!!!って感じに
 
ファーッ!!!って感じ(笑)
まあ、ご家庭の雰囲気がよいのはとても素晴らしいことですが………。
 
クラスや成績については、生徒本人がプライドを持って取り組むことが一番です。
周囲が騒ぎすぎても、受験生として訓練を積むにつれて慣れっこになり、効果がなくなります。
やはり、自分の中から湧き上がる気持ちがある生徒に育ってほしい、といつも思っています。
この子の場合は自分なりの視点・基準から物事を捉えられているので、いいバランスですね。
 
 
以前書いた、お母さんの怒りについての記事はこちら。
3.0に向けて、着々と素材が集まってきています……!!
 
【中学受験】お母さんの怒りを詩的に表現する @教室
 
【中学受験】お母さんの怒りを詩的に表現する2.0 @教室
 
 
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