【中学受験】子どもたちの夢にはいろんなものがある。

 
６年生の授業中のこと。
問題を解くすきまの時間に、「～くんは将来、何になるの？」というお話をした時。
 
「うーん、薬剤師になれたらいいなと思っているんですけど」
 
「おぉ～、そうなんだ。
いいね！！
いい目標だと思うよ」
 
 
そんなお話をしていると、何を言い出すかわからない、奇天烈な発言を連発する男が口を開きました。
 
「先生。
僕が初めて、興味を持った職業ってなんだと思います？」
 
「いや、全然(笑)
ヒントがなさすぎて、想像もつかないよ」
 
「お母さんから聞いたんですけれど。
僕、幼稚園の時、
 
ゴミ収集車でゴミを集める人
 
になりたかったらしいんですよ！！」
 
「あっはっは。
それは度肝を抜かれる夢だなあ。
もちろん、ゴミを集める人もいてくれなきゃいけないんだけれど。
君の力があれば、君にしかできないすごいことができるんじゃないかな、とは思うよ」
 
 
その言葉を聞いた時の、お母さまの反応が気になりますね。
 
「いいわね！！
面白そうな、いい目標じゃない！！」
 
なのか、
 
「何言っているの、あなた！！
そんなのやめなさい！！」
 
なのか。
 
うーん、どっちなんだろう。
今度の個人面談の時にお訊ねしておかなくてはなりませんね。
 
 
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