Wisardだけで缶詰め勉強

Iくん(2018年度/武蔵中 進学)

僕は4年生の時から、Wisardに通い始めました。
そこから6年生までは、Wisardに通っていましたが同じように通っていたSAPIXのテキストは家で開いたことも、見ようとしたこともほとんどありませんでした。
しかし、毎週行っていたWisardで勉強していたので、4・5年生の算数と国語のテキストはほとんど終わっていました。
そして6年生後半になり、SAPIXのテキストよりも過去問を中心に解く時期になると、家で解いていない分Wisardで過去問を解くことになりました。
その結果、水曜日以外は全て塾というスケジュールになりました。
さらにそのスケジュールをこなしていると、今度は1月にはほとんど全ての日に学校を休み、朝から晩までWisardで勉強することになりました。

あの時は辛かったですが、今考えるとあれをやっていなかったら、武蔵中には合格をしていなかったような気がします。
僕を缶詰めにしてくれた、Wisardに感謝しています。


Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

君は、他の誰とも似ていない、特殊な勉強の仕方で合格をつかんだ生徒でした。
自宅ではひたすらパソコン、主にYoutubeで動画鑑賞。
ご両親のお仕事が忙しいのをいいことに、自宅勉強は完璧にゼロ。

ご両親と行った個人面談で、「うちの息子はもっと自由になりたいと言っています」と伺い、「全く、ふざけていますね!!」と大笑いしたものです。
君ほど自由な生活を謳歌している小学生はいなかったのではないでしょうか。


ただ、Wisardの授業は一度も休むことなく、やる気のない時もほとんどありませんでした。
そして、いったん取り組み始めれば高い集中力を見せ、何としても答えをあてるという気概や、自分は絶対にできるんだという強い気持ちを持っていました。
そして、学力の積み重ねは薄いものの、能力で押し切れる出題には抜群の強さを示していました。
だから、武蔵にはきっと合格すると思っていました。

ですが、俺は頭がいいから受かったんだ、では済ませないでください。
お父さんは「息子は武蔵と巣鴨は合格する、なぜかそんな気がするんです」といつも君の肩を持ち、追い風を送ってくれていました。
お母さんはいつも君に目が行き届いていないことを心配し、Wisardに君の様子を尋ねて下さいました。
君が気づかないところでも、周りの人たちは君のことを支えてくれています。
それがわかる大人になってください。

それから大学入試の世界では、積み重ねの重要性が中学受験より高くなります。
僕は君の能力には疑いを持っていませんが、もしも中学受験と同じ取り組み方をすれば、たっぷりと浪人することになるのではと心配もしています。
6年間で生きていくための実力をつけてください。
成長を楽しみにしています。

阿部

2018年