海城中学校への道のり
Iくん(2017年度/海城中 進学)
今思い出してみれば、受験勉強は楽しいこともあったけれど、とてもつらいものでした。
ぼくがWisardに入ったのは5年生の秋ごろで、そのころは偏差値が50に届くかどうかのところで、とてもぼくの第一志望校であった海城中学校に合格できるようなレベルではありませんでした。
しかし、Wisardに入ったことで特に算数の成績が伸びて、6年生の前期にはSAPIXで最上階のクラスを維持することができました。
6年生の後期は、過去問をやりながら海城への対策をしていきました。
そしていよいよ2月1日に行われる海城中学校の入試。
それまでの入試は2勝1敗で、この1敗は最も後に出た結果だったので、まだショックをひきずっていました。
しかし、入試の2日前に届いたWisardの先生方からの激励の言葉を読んで、気にしないようにすることができました。
海城の入試では、得意とする算数と社会では点数をかせげたと思いましたが、国語と理科が足切りされないかどうかという手応えで、内心「受かってはいないだろうから、3日でがんばろう」と思っていました。
翌日は巣鴨中学校を受けに行って、巣鴨ではいい手応えを感じることができました。
そして、巣鴨から帰るときに海城の入試の結果を知っている母に「海城どうだった?やっぱりだめだった?」と聞いてみると、母が「受かっていたよ」と言いました。
そのときは、疑いの気持ちとほっとした気持ちが両方ありましたが、海城中学校に行くと、そこにぼくの番号があって、とてもうれしかったです。
最後にWisardの先生方、今まで面白くて分かりやすい授業をぼくにしてくれてありがとうございました。
そして後輩たちへのアドバイスです。
成績は、がんばっただけ伸ばせます。
また、阿部先生の話もよく聞いてください。(ぼくは重要ではないところはあまり聞きませんでしたが)
Wisardよりメッセージ
進学おめでとうございます。
一般的な受験生に比べると、少し短めの期間で中学受験を乗り越えなければならなかったということで、大変な部分もあったと思いますが、自信の持てる教科がこれだけ人を強くするんだ、と見せつけてくれた生徒の一人でした。
確かに国語はまだ文章の好みによって点数が左右されてしまうところがあり、まだまだ発展途上のところで受験を迎えてしまいました.。
ですが、自信を持って自分の答えを作れるところや、納得がいかないととことん考えたがる姿には、これからの成長の可能性を大いに感じました。
ツワモノどもが集まる学校で、自信の持てる部分ではうまく競い合い、少し足りないと思う部分ではまずは追いつくことを目指して、より一層成長してくれることを期待しています!
最後に。
さすがの国語も、足切りになることは絶対にない実力を持っていましたよ!(笑)
畠中
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