ラストスパートの全力では……

Mさん(2017年度/日本大学豊山女子中 進学)

私は、5年生の3学期にWisardに入塾しました。
初めは、悪い印象を持たれないように本性をかくして先生に接していました。
けれど、先生と会話をしていくうちに、気づいたら印象を気にすることなく、おしゃべりさんになっていました。

Wisardに入ったときは、正直社会と理科しかできず、国語や算数は4年生の問題を解くだけで満足していたくらいでした。
6年生になり初めの頃は、日能研の授業にもついていけていたのですが、中期となると差が開きはじめ、偏差値30くらいになってしまい、どこの学校にも行けないと半分あきらめていました。
しかし、最後の最後にがんばってどこかに受かろうと思い、冬休みから悪あがきのように毎日塾に行き夜おそくまで勉強しました。

そして本番、埼玉校は見事にほとんど落ちました。
(気持ち的にも絶対に行きたくないと思っていた学校があったからかもしれませんが……)
そして東京校、仮の第一志望校は2回目以降は合格者数が減り、偏差値が上がるので、第1回で合格したいと思っていたのですが、落ちてしまったので、切りかえが速すぎる私は、すぐこの学校には行かない、行けないと思いあきらめてしまいました。
そして受かったところは「この学校は私を呼んでいる」と都合のいいように解釈し、まだ2日あるというのに、そこに行くと思ってしまいました。
そんなところが自分の弱みだったと、今となっては思います。
そのせいか、残りの2日は全て落ちてしまいました。

けれど、今となっては思い返しても無駄なことなので、これから行く日大豊山で一生懸命勉強し、大学受験でリベンジできるように頑張ろうと思います。

1年と少しの間、支えてくれてありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

なかなか見られないタイプの受験体験記で、Mさんらしいなと思いながら読ませていただきました。

誰にでもある気の迷いであったり落胆であったりあきらめであったり、私にも覚えがありますが、なかなか自覚して文章に書き起こすことができるものではありません。
それをしっかり見つめ直し、今後に生かしていこうという気持ちが既にあるのであれば、あなたの中高6年間過ごした後の姿は本当に楽しみなものだと思います。
ぜひこの気持ちを持ち続けて、日大豊山女子中で有意義な生活を送ってください!

最後に、本性をかくしていたのはほんの少しの期間だけでしたね(笑)
でもそんな素直なところがあなたのいいところです。
新しい環境でもたくさんの友だちと楽しく過ごしてください!

畠中

2017年