蒼ざめることができるでしょうか?

一昨年担当していた生徒のお話です。
2月1日。
国語のテストが終わっての休み時間のこと。
はたと漢字を一つまちがえたことに気づいて蒼ざめたそうです。
そこからミスを引きずってしまいそうな場面ですが、気持を切り換えて残りの科目に臨み、見事に合格しました。
 
さて、テストの時、自分のしてしまったミスに気づいて蒼ざめることができるでしょうか。  
あるいはそれ以前に、既に終わったテストの内容だとしても、考えるのを続けたり、自分の出来不出来を客観的に考えたりしているでしょうか。
(そもそも、休み時間にミスに気づくということ自体が凄いと思いませんか?)
 
こういう考え方は必死になってやっていると自然に身に付く技術でもあり、意識して身につけるべきテクニックでもあります。
冒頭に挙げた子も最初からこの考え方ができていたわけではありません。
毎日の勉強の中で少しずつ自分なりの取り組み方・考え方を手探りで探し、レベルアップしていったのだと思います。
自分の得意なところだったり、やってしまいがちなミスの仕方だったり…。自分に足りない部分を補うことです。
これは小学生にも十分可能なことだと思っています。
少なくとも、自己採点の点数と何十点もズレているようではまだまだですよ!
(最近のテストで目立って多かったので、少し苦言を呈しています)
 
ですが、何事も若いうちは経験だと思います。
次に活かせば問題なし!!です。
ミスに蒼ざめるくらい必死にやれば、きっと結果はついてきます。
 
【2016年追記】
一昨年といったら、もう10年近く前ですね。
彼の進学校は開成。
きっと今頃は前途洋々たる青年のはずです。
 
 
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