ショートケーキのつくり方

新5年生の少年と授業の終わりに話している時のことです。
現時点ではちょっと難しいかな、という内容について「これはまだできなくても大丈夫」ように伝えると、彼は今理解しないと気がすまないんだ!!という様子でした。
これは、見どころのある生徒によく見られる特徴で、この性質は僕がたいへん好むところです。
   
ですが、今は納得させなくてはいけないので、こう話しました。
 
「ショートケーキって食べたことがある?
あれって、クリーム・スポンジ・クリーム・スポンジ………って、層になっているよね。
算数のカリキュラムも同じで、何度も同じことを少しずつレベルを上げて繰り返していくことになる。
もしちょっとクリームが少ないところがあっても、全体としては美味しいでしょ。
だから、今わからなくてもまた出てくる。大丈夫だよ」
 
それに対する彼の言葉は。
 
「よくわかりました。
でも先生。
もしもケーキの土台がクリームから始まったら、大変なことになっちゃいますよ!!」
 
 
よくそんなこと言えるなあ(笑)感心です。
「君は最高に見どころのある生徒だよ!!!」
そんな台詞が心から言えることは、先生としてとても嬉しいことです。
 
【2016年追記】
この少年はしょっちゅうブログに出てきますね。
麻布中学校に進学した彼は、いまはラッパーになったという噂です(笑)
 
 
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