最後の最後に起こした奇跡

Fさん(2016年度/豊島岡女子学園中 進学)

私は算数(たまに理科、ごくまれに国語)をWisardで教えていただきました。
6年生という受験学年を目前にして、私に転機が訪れました。
SAPIXに転塾することにしたのです。
その際もWisardが相談にのってくださいました。
そこからの1年間も平坦な道のりではありませんでした。

入塾当初は授業についていくことも大変で、焦りました。
そして第一志望校の過去問で算数は20〜30点をとったり、国語は全く自分にあわず、解き方のアドバイスをしてもらったりしたこともありました。

しかし、このようなことがあっても(他にも大変なことはたくさんあったのですが)、苦手だった算数の偏差値を15も上げて志望校に合格できたのはWisardのおかげです!
Wisardに通うことのメリットは計り知れません!
本当にありがとうございました。

今まで通塾中の話ばかりしてしまったため、私の受験を語るうえで欠かせない、入試の時の話をしようと思います。
1月校はそれなりにうまくいったのですが、2月校は2月3日まで、3日間全滅。
つまり、3日間ずっと泣いていました。
しかし、2月4日、第1志望校に受かる最後のチャンスである入試が終わって駅を歩いていた時、母から電話で連絡がきて、前日の第1志望校の試験で採点ミスがあって、追加合格になったことを知らされました。
私は全く信じられませんでした。
でも合格したことは事実だったのです。
このおかげで、わたしは同じ学校、しかも第1志望校に2回受かるという奇跡(!?)を成し遂げました。
2月4日の試験でも合格をいただいていたのです。
泣いていた時があったからこそすごく嬉しかったです。

最後になりますが、来年以降受験する人達へ。
体調管理に気を付けることや、辛いことがあってもくじけないことが大切です(私が言える立場ではありませんが)。

最後にWisardの先生方、私にはありえないような奇跡をおこしてくださりありがとうございました!
豊島岡は、一生懸命勉強しなければいけない学校ですがくじけずがんばります。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

すごくドラマのある入試でしたが、見事な第一志望合格、おめでとう。
日本語能力の高いあなたは、まさに「やればやるほど伸びる」生徒でした。
Wisard入室以来、成績的に踊り場にいる時はあったかもしれませんが、常に上昇し続けている生徒だったという感覚があります。
もともとコツコツ積み重ねることができる子でしたし、入試直前は「なんとしても合格するんだ」という気持ちを強く持ち、さらに力を増していました。

豊島岡の過去問は30本以上やったはずだけれど、それでも「もっとないんですか?」と聞いてきましたね。
それから、僕が聞いてもいないのに「最後の立体は(1)はとってそこから先は捨てます」と宣言してきたこともありました。
「合格する」という目標に向けて、自分で考えてアプローチする頭のよさを持っている子だと思います。

勉強すること、競争することで最も大切なのは「負けん気」です。
君はそれを立派に備えていますから、今後もきっと伸び続けるはずです。

最後に一つだけ。
次の真剣勝負の時は、もう少し余裕をもった合格をしましょうね!!

阿部

2016年