慶應合格への根拠のない自信

Yくん(2016年度/慶應義塾中等部 進学)

1月には、自分が慶應に入らなくて、誰が慶應に入るのかという気持ちで取り組んでいました。
これは完全に根拠のない自信でした。

5年生までは成績は良好で、安定していましたが、6年生になって成績は良かったり、悪かったりの連続でした。
夏休み明けの志望校別サピックスオープンでも成績はガタ落ちしましたが、あまり落ち込まず、今まで通り先生方の指導を受け、やるべきことをこなしました。
しかしさすがに少し焦りはじめ、8月下旬から12月の上旬までに慶應普通部と中等部の10年分の過去問を計画通りこなしました。

算数は、SSの算数解法力の問題が慶應の問題にそのまま出るということなので、先生に重ねて丁寧にフォローしてもらいました。
また、国語は4年生の頃から課題で、先生に解き方を丁寧に教わっていました。
「漢字の要」もサピックスより前にやってもらっていて、力をつけられました。
そして、慶應は知識的な問題が多いので、サピックスのデイリーチェックではいつも8割以上を取るように頑張っていました。

慶應の受験で、自分が大切にしたことは、次の3つです。
1:自分に自信を持つ。(絶対にあきらめない)
2:受験前1週間は十分に睡眠を取る。(自分は9時間半寝ました)
3:志望校対策をしっかりする。(自分は過去問10年分を2回繰り返しました)

先生は時には厳しく、時には優しかったですが、いつでも熱意を持って接して下さいました。
そして何より一緒に勉強していた仲間がいてくれて、頑張りきることができました。

ここで一句
「Wisardで 努力をすれば 絶対合格」……あっ、字余り(笑)
本当にありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

まずはタイトルについて。
あなたの謙虚さが表れたタイトルですが、変えさせていただきます。
「意欲と努力に裏付けられた自信」と。
あなたの中学受験生活、それも6年生の1年間だけでなく、Wisardに入ってきたときから貫いたその姿が根拠になります。
それくらい理想的な中学受験生でした。

体験記の中にも書いてくれていますが、驕ることも腐ることも妬むこともなく、さらに楽をしようなどとも考えず、ただただ純粋な意欲を持ってお勉強に打ち込む。
常に目の前の課題と真摯に向き合う。

そんな大人もうらやむような長所を生かして走り抜いた結果の完全勝利です。

志望動機にも書いた夢は、そんな長所を持つ人にふさわしいものだと思います。
ぜひ中等部の素晴らしい環境で夢に向かって走り続けてください!

畠中

2016年