マグボトル?フードポット?ランチジャー?

Wisardの6年生、7月までの前期は日曜日の特訓があります。
時間の長い、お弁当持参での授業です。
ですから、生徒はそれぞれ様々な軽食を持ってきます。
 
ある知り合いの少年野球の監督に
「うちのチームでは休日にまで親に迷惑をかけない、野球をやらせてもらっているという姿勢作りのためにお弁当はおにぎり限定にしている。
アベ君のところもそうしたらどう?
子どもたちなりに感じるものがあるよ」
と勧められ、少し思案した時期もありました。
ですが、集中して勉強した後の休憩時間くらい自由でいいのではと思い、基本的に炭酸とスナック菓子以外は何でもありというルールにしています。
 
さて今年の2月。
日曜日の授業が始まり、休憩時間に教室に入った時のことです。
「ぐわっ!こ、これは!教室中がキムチの匂いに!」
原因を目で探ると、すぐに見つかりました。
 
スープお弁当箱 
これです。
僕たちが子供の時にはなかった保温機能付きのお弁当箱。
これはなかなか優れモノですね!
少年がにっこり笑って言いました。
「今日はチゲスープなんです」
 
そして翌週、また僕が教室に入ると……
「ぐわっ!く、空気がすごく辛い!目が、目がぁぁ!」
もう原因はわかっています。
 
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「今日はグリーンカレーでした!」
少年はにっこり笑って言いました。
 
しかもこの少年のお弁当、なかなかどうしてメニューが豊富。
それから翌週以降も……。
「今日は肉団子野菜スープ♪」
「ビーフカレー♪」
「今日は味噌汁♪」
「シチュー♪」
「ポトフ♪」
「ミルクスープ♪」
 
お弁当箱の機能を活用しまくっていますね(笑)
この子のお母様は子供と一緒にSTANDBYMEドラえもんを観にいって感泣した、というたいへんお優しい方です。
毎週、塾で頑張る子供のためを考えて準備をなさっている様子が目に浮かびます。
 
お弁当のメニューもそうですし、生徒のお母様方の中には数年間/十数年にわたって、早朝に起きて準備する方もいらっしゃるはず。
頑張るのは子供ですが、サポートする方もたいへんです。
この手間や労力、自分も子供の頃は全く見えていませんでしたね。
 
ちなみにこの彼はすごく正直な、心優しい少年です。
1年は長いですが、どんな時でもポジティブにやり抜いてくれるでしょう。
合格してから「お母さん、お父さんありがとう」と言えるような、そんな1年を過ごしてほしいですね。

 
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