2025年の1月10日から始まった、
埼玉入試での出来事です。
慶應中等部に進学した女の子のエピソード。
その女の子はいつもニコニコしていて、
いつも「がんばります!!」という感じの、
ポジティブな子でした。
それでいて、奢ったところは全然なく、
謙虚すぎるくらいでした。
「立派な成績だね!!」ということを伝える場面は、
6年生としての1年間の中でたくさんありました。
ですが彼女はいつも、「う~ん、そうですかね?」という受け止め方で、
もうちょっと調子に乗ってもいいのにな、
と感じていました。
さて、1/10の栄東の後、お父さまからこんなメールをいただきました。
「栄東は東大クラス合格でした。
淑徳与野も合格でした。
偏差値がわからないので、とにかく「よくやった」と伝えました。
実は、栄東の結果をSS特訓後、ポジティブに伝えたのですが、
本人は算数に自信があったらしく、
東大特待でないこと、
点数がいまいちであったことに
かなりがっかりして
帰りの車で口をきかなくなり、
本当に参りました。」
これには、とても驚きました。
2月に志望の高い学校の入試がある生徒にとっては、
埼玉はあくまで経験値を積むという色彩が強く、
我々Wisardのスタッフも、
細かい得点や合格の種別はそれほど気にしていません。
彼女はどちらかというと、
「東大クラスで合格したんだ!よかった~!!」
のような感じで、フワッと喜ぶようなイメージを持っていました。
実際、東大クラスの得点で合格できれば、
十分すぎるほどよいスタートなんです。
ですが、1年以上一緒に勉強してきて、
フキゲンになったところを一度も見たことがない彼女が、
それだけの気合で入試に臨んでいるなんて…………。
いいじゃないか、そういう気持ちがあるなんて、
プラス材料だな、と思いました。
2月も3日間の入試を戦い抜き、
一番進学したかった慶應中等部の合格を手にできたのも、
そんなFightする姿勢があったことが
ポジティブに働いたんだろうな、と思っています。
(ちなみに1/10の栄東の「A日程東大」では
Wisardの生徒は8人が東大クラス合格をしていますが、
1年特待をとれたのは桜蔭に進学した1人だけ。
特待チャンスが大きいのはやはり1/12の入試の方で、
1/10でいきなり特待合格をいただくのはかなりハードルが高いです)
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