2025年度の受験生のお母さまから、
お聞きしたエピソードです。
1月の開智中の入試は、
今年から河合塾の南浦和校でも実施されました。
もちろん受験は通うことを前提に受験するとはいえ、
連日の入試となる埼玉入試において、
少しでも自宅に近い会場で受験ができる、
というのはたいへんありがたいサービスだと思います。
そのために動いてくれた開智中、
そして会場を貸し出してくれた河合塾、
素晴らしいですね!
さて、2025年度は初めての実施ということもあり、
受付までのオペレーションにはスムーズではない部分もあり、
多くの受験生が入り口付近に並んでいたそうです。
そして多くの受験生が参考書を手にしていました。
コアプラスやメモリーチェックで最後のチェック。
入試会場の定番と言える風景です。
さて、開智第1志望Wisard生の少年。
当日は、お父さんが一緒にいらしていたそうです。
その光景を見て、お父さんは息子さんにこう尋ねました。
「お前も何か、見なくていいのか?」
すると彼はこう答えたそうです。
「チッチッチ、お父さん!!
わかってないなー。
いまになって参考書をみているなんで、
いままでの勉強時間が足りなかったんだよ。
僕は準備できているから、
見なくたっていいんだ」
僕は後日そのエピソードを聞いて、大笑い。
言葉だけを聞いたら、
ものすごくちゃんと準備してきた受験生のようですよね?
でも、全然そんなことはなかったんです。
確かに算数はバチバチに仕上がっており、
どこでもいける!!という状態だったのですが、
理社の暗記はかなり適当で、
Wisardのスタッフからも、
暗記科目をちゃんとやれ、選択肢を気合を入れて選べ、
というお話を何十回とした少年でした。
よくそんなカッコいいセリフが、
言えたものだと思います。
でも、入試初戦とはいえ、
直感的にわかっていたんでしょうね。
直前に参考書なんてまったく見る必要はないということを。
直前に思い出した内容が出題される可能性なんで、
無視できるくらいだということ。
それよりも、落ち着いて呼吸を整えて臨むことが大切だということを。
結果として、とても立派な成績での成績で合格。
算数は9割の108点。
しかも、怪しかった国語はなんと80点で、
Wisardで受験した生徒の中で2位でした。
(開智中の入試では得点開示があります。
ちなみに、1位立教女学院に進学した生徒の90点で、
これは例外的にスゴすぎでした)
さらにさらに、
翌日は算数特待入試で特待での合格までとってきました。
中学受験は始まるや否や終了という、
幸せな入試を経験することができました。
落ち着いて受験するって大事です☆
そして、大言壮語ってバチっと決まると、
カッコいいですねぇ~(笑)
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