夏期講習中のある一日のこと。
連日Wisardの授業を受講する生徒と、「明日の授業までに机に向かえる時間はどれくらいあるの?」というお話をしている時です。
「明日は日中はボランティアをしています!だから宿題をする時間はありません!!」という力強い言葉。
その生徒は心優しい性格であることがすぐに伝わるような、いつも笑顔の女子です。
そして幸いなことに、勉強も「やればやるほど出来る」ということが実感できる能力も持っています。
時代は変わって。小学生の時期から現在の子供たちはボランティア精神も養っているんだなあと感心させられました。
ところが「どうしてそういう流れになったの?」と尋ねたところ、「学校の宿題です!」とのことでした。
なんだ、学校の課題なんだと肩透かしを食ったところで、実際に何を実行するのかを話題にするとすごい答えが返ってきました。
「おばあちゃんのお友達の家の庭掃除をすることになっています。
でも最近は日差しが強くなっているから、おばあちゃんが日傘をさしてくれる予定です!」
……前言撤回。おばあちゃんに日傘をさしてもらうですって?
はじめに感心して損をしました。
「奉仕される精神」を養う場になってしまっていますよ!!
まずは他人のために役立てるような実力をWisardでの学習でつけられるように、と僕は考えています。
その力の使い道はもちろん本人次第。
願わくば、せっかくの才能の方向性を誤らないでほしいものです。
そこは僕の専門外ですから、あまり力にはなれないかもしれないので(笑)
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