僕が珠算をやめた理由

突然ですが、珠算は非常に役に立つ習い事の1つだと思います。
 
習い事はほとんどの場合、習った内容が直接的に役に立つというよりも、間接的に応用がきくという場合がほとんど。
「塾で勉強する」ということも、幅広く応用できるというところが魅力だと思いますから、まあ当たり前と言えば当たり前ですね。
 
つまり、珠算や暗算の、計算力を高めるという効果は直接的なもの。
それだけでなく、思考力・試行力……何と呼んでも構いませんが、要するに「アタマを使う」訓練を積むことで、「アタマを使える」子供が育つことが多いように思います。
 
さて、Wisardくらいの小規模な教室で算数の授業をしていると、子供たちが手を動かしているところを見る機会はとても多くなります。
その中で、あれ!?この子なんだか計算が早い!?と気がつくことがあります。
単純にスピードを上げて計算をしているのではなく、一瞬で置き換えているように見えるので、すぐにわかります。
そういう子は珠算経験者が多いですね。
 
Chinese abacus
 
そういえば………僕も子供の頃、珠算をやっていたんでした。
今では操作は何一つ覚えていませんが、結構好きだった記憶があります。
そしてハッキリと覚えているのは、珠算でならったことそのものよりも、やめた時の顛末です。
あまりいい思い出ではないのですが……。
 
確か、小学校3年生くらいの時のことです。
珠算とはまったく関係のないことで親子ゲンカになり………
 
「もう珠算に行く時間よ!」
「イヤだ!珠算なんて行かない!
そんなもの、もうやめてやる!」
「やめるの?本当にやめるのね?
じゃあ自分でそう電話しなさい!」
「わかったよ!自分で言うよ!
(((☎))) リリリリリリン 
あっ、先生、僕今日限りでやめます!!ガチャン!!」
 
…………。
今思えば、もっと続けておけばよかった(笑)
受話器を手に取ってしまった時点で、もう既にすごく後悔しているんですが、一度言い出してしまうと引っ込みがつかなくなるタイプの子どもだったんでしょう。
そういう気持ち、わかっていただけるでしょうか?(笑)
 
そういえば、Wisardの卒業生の中にもいますね。
おそらく10回以上は、「受験をやめる」という連絡をしてきた生徒が。
 
今では僕がそうした生徒を諫めることもあるのですから、時は人は変えますね………。
 
 
………あれ、なんのお話をしているんでしたっけ??
 
 
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