そしてまたしても環境は変わり、小規模な学習塾で教える立場になりました。
クラス編成の塾で教える以上に、目の前の生徒に向き合える立場です。
なんとか志望校に合格させたいという思いから、開成の受験生に求める水準は、それまで以上に高くなったかもしれません。
Wisardの開成受験生の結果は以下の通りです。
2010年 1期生 0/1
2011年 2期生 2/3
2012年 3期生 1/1
2013年 4期生 1/3
2014年 5期生 2/2
2015年 6期生 2/2
2016年 7期生 2/3
15名受験10名合格 合格率66.7%
この人数は多いでしょうか。少ないでしょうか。
合格率は高いでしょうか。低いでしょうか。
色々な見方があると思いますが、いまお伝えしたいことはそこではありません。
残念ながら不合格だった5名の生徒に力が足りなかったのかといえば、そんなことはないということなんです。
合否は本当に紙一重、不合格だった5人のほとんどは本当にギリギリのところで線を引かれていると思っています。
(逆に、そうでなければ受験をお勧めしていません。
2月1日は捨て日程にするには、あまりに惜しい日程です)
彼らはどの子も1年間の準備を立派にやり抜いた生徒たちでしたし、能力も気力を十分に備えていました。
実際、第二志望校を外した生徒は一人もおらず、海城・早稲田・渋幕に進学しています。
つまり、この5名が合格者の中の5名と入れ替わったとしても、不思議はないメンバーだったということです。
長かったお話もようやく終盤になりました。
ちょっと長すぎましたかね?
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開成と桜蔭 その5

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