入試初戦の難しさ

1月10日を過ぎ、埼玉県の入試が始まりました。
Wisardの生徒たち、懸命に戦っています。
 
 
突然ですが、昔話です。
僕が中学受験生だった頃。
1月入試は1校だけ、千葉にある中学校を受けました。
駅からの長い道のりと、ものすごい受験生の数だなと思ったことを覚えていますが、緊張は全くせず、入試に臨みました。
 
初めの科目は算数。
僕は解けそうな問題だけを解き、とりあえず先に行くタイプでした。
開始20分。
僕は最後の問題を読み終え、これは無理だなと判断しました。
 
………。
………………えっ!!??
 
まだ20分しかたっていないのに、最後まで来てしまいました。
時計を二度見し、そして解答用紙を見やります。
………3割ほどしか埋まっていません。
 
中学入試の一番鮮明に覚えているのは、この瞬間のことです。
心底、これはまずいと思いました。
そして、あぁ、これが本番ってものなのか、自分も緊張しているんだと初めて感じました。
そこから、何とか手を出せる問題をさがして懸命に考えましたが、自信を持って答えられたのは半分程度だったと記憶しています。
 
 
さて、今になってなんとなくわかることがあります。
それまで、大きなエネルギーをかけてきたからこその緊張というものがあるんです。
もっとストレートに言えば、1年間必死に勉強してきたからこそ、合格したいという気持ちが入りますし、入りすぎてしまうこともあります。
それが、なんだか普段とは違う感覚につながるのです。
 
そんな時頼りになるのは、やはり積み重ねた自分自身の力です。
例えば、テニスの選手が大切な試合の大切なタイミングでサーブを打つ時。
サーブを打つ細かい手順を考えてプレイしたりはしないですよね。
これまで何万回と繰り返してきたアクションですから、身体が覚えているはずです。
受験生たちも一緒なのではないでしょうか。
問題用紙を目の前にしてタイマーが鳴った瞬間に、身体とアタマが勝手に動き出すはず。
 
あとは自分の力を信じて、悔いのない答案を残してきてほしいと思います。
 
 
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