サッカー大会に熱くならない受験生(後編)

前回の続きです。
 
小学校のスポーツの行事に積極的に参加しない、そんなにモチベーションが高くはないということについてです。
僕は、全然悪いことだと思いません。
理由はいくつかあります。
 
1つ目。
子どもにとって負けん気、プライドが大切だということはいつも思っていますし、常々ことばにしています。
ですが、そういった姿勢は全ての場面で発揮される必要はないということです。
むしろAの分野では一歩も譲らない、Bの分野には全く無関心、というくらいメリハリがあった方がよいと思っています。
あらゆる場面で1番になろうとするような姿勢は疲れてしまいますし、続かないものです。
彼にとってサッカーがどうでもいいものであったのなら、それに無理に気持ちを入れる必要はないでしょう。
スポーツがさほど好きでもないことは、後ろめたいことでしょうか。
 
もちろん周囲の空気を読んで、雰囲気を乱さないということにも一定の価値はあります。
ですが、彼は練習には黙って参加し、全く関係のない僕のような立場の人間に本当の気持ちを話しているわけなので、その点でも及第点と言えそうですよね。
 
 
2つ目。
「みんなが泣いている」という場面そのものが好きではないこと。
みんなと一緒である必要なんて、ないんです。
むしろ、「自分はみんなと一緒でいいのか?」くらいの視点は、考えて行動できる人間はみんな持っています。
それを小学生のうちから持ち合わせていることは、とても評価できると感じます。
もしかしたら、「冷めた子供」と言われてしまうのかもしれません。
ですが、自分が何か夢中になれるものを見つけることができたのなら、それで十分。
周囲のその場限りの気持ちの昂りに、お付き合いしなくてもいいのではないでしょうか。
 
 
3つ目。
彼が、一生懸命頑張っている様子を自分の目で見ているから。
彼もこれから様々な人に助けられ、協力して物事をなしとげていくはずです。
ですが、誰に助けてもらうもできない、自分の力だけが頼みだという場面もあります。
受験勉強は、特にそういう側面が強いです。
チームプレイも大切ですが、まず個の力が必要でしょう。
(どこかで聞いたフレーズですが………(笑))
 
 
最後に、4つ目。
これが最も大きいかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
僕もそういう小学生だったから(笑)
 
 
ここでは詳しく書きづらいので、察してほしいと思います(笑)
 
まとめます。
今年度担当している受験生たちには、長い期間本気で準備したものにしか味わえない喜びを、中学受験で経験してほしいと願っています。
その気持ちは
サッカー大会で優勝する喜びとは比べ物にならないはずです。
 
………あれ、全然まとまっていないような気もしてきました(笑)
 
 
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