寒くなってきたと思ったら、今年も残すところ、早くもあと2週間あまり。
あっという間に時が過ぎていきますね。
「先生、お正月はどうやって過ごす予定なんですか?」
ある生徒から不意に尋ねられた一言です。
勉強に関することであれば、淀みなく答えられるのですが、こういう問いが一番答えに困ります。
「うーん、まあ特に予定はないかなあ。
Wisardはお休みで授業はないから、冬期講習の教材のチェックくらい。
まあ、僕が何をしているかなんて、気にすることないよ。
君たちこそ受験生じゃないし、楽しいお正月を過ごせたらいいね。
それこそ、インスタ映えするような」
「ものすごく楽しい時間」くらいの気持ちで軽く言った事でした。
なんとなく、おせち料理やお焚き上げの映像のイメージで。
ところが、生徒たちには全否定されました。
「先生、何を言っているんですか!!」
「意味がわからない!!」
「本気でありえないでしょう!」
‥‥‥どうやら、使い方を間違っていたようです。
そして、最後にはある少年に真顔でこう言われました。
「先生、インスタ映えっていう言葉の意味、わかってます?
Instagramには珍しい写真や、面白い写真をアップするんですよ!」
それくらいは、僕でもなんとなくわかっています(笑)
しかし、このあと強烈な一撃が飛んできました。
「だから、
先生の顔を写真に撮って、それをアップすればいいんですよ!!
そうすれば、軽く500いいねくらい、つくと思いますよ!」
「‥‥‥‥‥。
君。それはどういう意味かな?」
流行っている言葉をたいした知識もなく使うとひどい目にあう、という実例になってしまいましたね。
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