マンスリーテストの翌日のこと。
ある6年生の少年との会話です。
「テストに出た文章の続きが気になって、今日の昼休みに図書室で探したんですよ。
見つけられたんですけれど、短編だったのでほとんど問題そのままでした‥‥。
少しだけ前の部分がカットされているだけでしたよー。
ちょっと残念でした‥‥」
「素早い!
というか、よくすぐに探せたねぇ。
司書のひとに探してもらったの?
あとは自分で検索したりとか?」
「いや、自分の記憶と匂いで見つけましたよ!」
(図書室に長くいるから、なんとなく配置が頭に入っているということなのかなあ‥‥。
それはそれですごいなあ‥‥)
(問題文を読んで)
「へぇー、デートの文章だったんだね。
面白いね、これ。
確かに続きが気になるなあ」
「その続きがなかったんですよ!」
「まあ、余韻を残す感じなんだろうね。
この問題を解く時って、まだデートしたことなくても、デートしてる2人の気持ちを考えなきゃいけないんだよねえ。
もう少ししたら、バッチリわかるようになるんだろうけれど。
君もこれから、たくさんデートするよね?」
「しません!するわけありません!」
「え、でもディズニーランド1人で行ってもつまらないでしょう?」
「友達と行きます!
というより、ディズニーランドは好きじゃないです」
「でも、結婚はするでしょ?」
「しません!」
「でも家庭を持つっていうのも、いいものなのかもしれないよ?
お父さんを見ていたら、わかるでしょ?」
「(即答で)いや、あんまり」
あっはっは。
文字で表すとなんだか冷たい感じになってしまいますけれど、終始ニコニコしているから、いいんですよね。
それに、テストで出た文章の続きが気になる子はたくさんいるはずですが、実際に行動を起こせるところもすごくいいな、と思います。
どんな青年に成長するか、楽しみになりますね。
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