サッカーの試合の後のコメント。
こんな言葉を聞いたことはないでしょうか。
「課題が見えたので、次回までにしっかり修正したい」
「次は必ず、チャンスで決めたい」
僕は熱心なサッカーファンではありません。
というかほぼ無関心‥‥。
なので、サッカーにふれるのはニュースを流し読みする時くらいです。
そんな僕が試合で結果があまりよくなかった選手の、冒頭のようなコメントを見た時に思うことがあります。
算数は1発で決めなきゃダメなんだ!
ということ。
特にそう感じている単元があります。
場合の数
です。
場合の数は、生徒がいい加減な答えをあっさりと出しやすい単元なんです。
つまり、どんな子でも「答えらしきもの」は出します。
しかも、緻密に思考して調べ上げた答えと、適当に出した答えは一見それほど違わないように見えます。
答えの数字もまあ、似たようなものです。
しかし、適当な答えはもちろん論外として、調べ上げた答えも1通りでもずれていてはダメなんです。
「惜しい!!」はだいたい、まったく惜しくありません。
最後の最後の確かめ、もう絶対にこれしかないというところまでチェックすることにこだわってほしい単元です。
中学入試では、全体での出題頻度は決して高くないですが、難関校では合否を分ける重要な問題になります。
また、この「緻密に調べ上げる能力」は大学入試でも重要で、例えば東大の数学では確率は超頻出単元です。
「いい加減な答えを絶対に書かない!!」ことを念頭に、粘り強く取り組んでほしいと思います。
最後に1問だけ問題を出します。
「3人でジャンケンをします。
手の出し方は全部で27通りありますが、そのうちあいこになる場合は何通りありますか。
また同様に、4人・5人でじゃんけんをする場合はあいこになる場合はそれぞれ何通りありますか」
これができたら、かなりいい感じです。
6年生のお子さんのいるご家庭では、よかったら家族でやってみてください。
答えはもちろん書きませんが‥‥‥。
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