癒し系合格体験記

僕は毎年、卒業生の受験体験記を穴があくほど読んでいます。
「ご趣味は?」と聞かれたら、「生徒たちの合格体験記を読むことです」と答えてもいいくらい。
2016年度もいい文章が集まってくれて、嬉しく思っています。
 
その中にすごくのんびりした、癒し系の文章があったのでそれを取り上げます。
以下、引用です。
 
初めての入試
 
ぼくは阿部先生や畠中先生に色々なことを教えてもらいました。
算数や理科、国語など色々なことを教わり、少しずつ力がついていきました。
 
入試が始まった1月10日。
絶対に合格するぞと思いながら試験を受けました。
午後8時ごろの合格発表の時、僕はとても緊張していました。
そして結果を見ると、そこには僕の番号はありませんでした。
僕はとても落ち込み、そのとき食べていたトンカツを残してしまいました。
 
しかし、家に帰ってから不合格がどうしても信じられなくて、もう一度受験票を確かめてみると、なんと番号を間違えていたのでした!
本当の結果は合格で、トンカツがもったいなかったなと思いました。
また、2月の学校は3校中2校で合格でき、とても嬉しかったです。
今まで先生方ありがとうございました。
Wisardはとても楽しかったです。
 
アドバイス:社会はしっかりとサボらずやることが大事です。
 
受験生にはトンカツ!?
 
この文章から、うまく彼のマイペースさが伝わるでしょうか。
トンカツがもったいなかったな、って……。
しかも試験が終わった後に食べてどうする(笑)
試験の前日などに食べるならまだわかりますが、トンカツを食べながら不合格になるとか、笑っていいのかいけないのかわかりません。
もう、トンカツのエピソードしか頭に残りそうもないこのゆるーい感じ。
本当に彼らしいです。
 
 
彼はあまりにも忘れ物が激しく、僕に「Wisard忘れ物大臣」に任命されたほどの少年でしたが、まさか自分の受験番号を間違えるとは驚きです……。
しかも秋口には目が合うたびに「社会は?」「社会はちゃんとやってる?」「算数はもう大丈夫だ。社会をやれ!!」と声をかけていた受験生だったのに、ちゃっかり後輩に社会の大切さまでアドバイスしています。
実は意外と要領のいい子だったのかも……?
 
さて、彼は2月入試において受験校と附属校の合格をどちらも勝ち取り、最後まで進学先を悩んで、大学付附属校を選びました。
「初めての入試」はもしかしたら、「最後の入試」になったのかもしれません。
でも、中学入試はいい経験だったに違いない、きっとこれからも頑張るだろう、そんな風に思っています。
 
最後に。
合格体験記をアップするのはいつも夏期講習前くらいの時期なのですが、今年はきちんと作業して、春期講習の前にはHPに掲載したいなと思っています。
ご興味のある方は、是非楽しみになさっていてくださいね。
 
 
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