大学受験参考書は、どうしてあんなにたくさんあるんでしょう?

まず、大学受験の参考書を思い浮かべてください。
同じ科目を扱うはずなのにそれこそ何千何百と言う種類があります。
なんでこんなにあるんでしょうか?(笑)
 
ほとんどの場合、その科目に必要な情報の大部分はそのうちの1冊から学ぶことができます。
どの参考書も筆者がとんでもない時間をかけて知恵を絞り、これが最善だと思って書いているわけですから、そんなにひどい内容ということはないでしょう。
(もちろん比較して、良書だなと思うテキストはやはり限られてはいますが)
つまり、選んだ1冊の参考書を徹底的に仕上げる、ということは思った以上に効果があることなんです。
 
ただ、大学受験の準備をする18才という年齢になると、学生の能力差・経験の差があまりにも大きくなります。
そのため、習得すべき内容は一つであるにも関わらず、生徒ごとに最善と思われる学びかたが多岐にわたるという構造が生まれます。
ある生徒には最高のテキストであっても、別の生徒にはただのゴミでしかないこともよくあります。
そして、1冊をマスターすることなくどんどんつまみ食いをしてしまう学生が「とりあえず漠然とした不安に駆られて」様々なテキストを買いまくります。
だから、参考書には山ほど種類があるわけです。
 
さて、ここから前回の記事につながっていきます。
特に数学・理科系の科目においては、その単元・問題の本質を理解し、応用できない生徒には、同じテーマの類題を別のパターンとして練習させ、同様の出題があれば得点できるように訓練する方が合格には近づく場合があります。
多くの問題が同じ問題に見えるような本質的な力を養うにはもう手遅れだから、とりあえず問題を細かいパターンにわけて練習するしかないわけです。
ある意味ではあきらめ、暗記で勝負するようなイメージです。
それでもある程度は戦えます。
(僕も苦手だった数学はこれで乗り切った……ような気がしています)
 
兵長
 
そして一方で、優秀な生徒は
「いろんな参考書やいろんな塾があるけれど、みんな言っていることは同じじゃないか。
なんだって、そんなにおおげさに考えるんだ?」
と思っています。
 
さて、それが中学入試とどう繋がるかというと……。
それは明日書こうと思います!
 
 
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