2016 開成中学校への逆算④

今回は2016の開成、大問4についてです。
下の画像をクリックすると問題が拡大されますが、きちんとした形でご覧になりたい方は四谷大塚のHPをご覧になってください。
 
2016 開成4
 
今年度は図形の出題比率が非常に低く、この大問4で平面図形が出たのみでした。
立体切断と平面図形に備え、厚く準備してきた受験生には「あれ?」と思わせる構成だったと言えます。
図形の配点比率が25%しかなく、さらに立体図形の出題がゼロだったのは平成21年以来でした。
しかもこの問題は設問4つのうち3つはかなり易しいため、図形問題による得点差はほとんどなかったものと思われます。
 
解説はこちら。
 
2016 開成4解説
 
チェックポイントは
 
・円に関する平面図形は徹底して練習しておくこと。
・基本的な等積変形の考え方を身につけておくこと。
 
ということになります。
ただし、実戦では(2)は思いつかなければ即座に捨て、前半の見直しに集中した方が合格には近づいたと思います。
(1)がとれていれば何の問題もないことは、試験中の受験生たちも感じたはず。
つまり、「合否を分けない」最終問だったといえるでしょう。
 
今回は以上です。
次回は総括、来年度に向けてのまとめとなります。
 
 
↓Facebookを活用し始めました。イイね!をお待ちしています。
イイねしてくれた方は……現在36人です!

Wisard Facebookページ
 
↓ブログ更新のモチベーションとしてブログランキングに登録しています。
次回も読んでみたくなりました!と思った方はクリックをお願いします。
 
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。