【中学受験】生徒への質問:どんなお医者さんになりたいの?

 
授業中、ある少年と将来のお話になりました。
医師になりたいという希望を持っている彼。
 
「どんなお医者さんになりたいの?
まず、何科の先生になるの?」
 
そう何気なく尋ねると、彼は不敵な笑みを浮かべ、こう切り出します。
 
「フフ。先生、聞きたいですか?」
 
その表情を見ると聞きたいような、全然知りたくないような、とても不思議な気持ちになります(笑)
ただ、何科の医師になるのは純粋に知りたかったので、お話を続けることにしました。
 
「うん、まぁ……知りたいかな。
ほんの少しだけ……だけれど」
 
「そうですか。
それじゃあ、そこまで言うのなら教えてあげましょう。
まず髪は長くて、白と黒が混じっています。
それから、顔には大きな傷跡があります。
それで、天才的な手術の腕のある外科医なんです。
どんな難しい手術でも引き受けます」
 
「ほぉ…。
何だか、どこかで聞いたことがあるような……」
 
「そうですか?
そして手術の時は、法外な手術料を受け取るんです。
でも、時にはタダ同然で仕事をすることもあります。
それから、夏でもいつも黒いコートを着ています」
 
「なるほど……。
まさか、そのコートの下にはたくさんのメスが隠されているんじゃないだろうね?」
 
「先生、どうしてわかったんですか?
その通りです。
そして時には、それをダーツのように操って投げるんです。
 
そんな無免許の、モグリの医師になります!!
 
ブラックジャック
 
「………はいはい。
医師免許はちゃんと取らないとダメだよ。
いい加減なこと言ってないで、まずは医学部に進学しなきゃね。
そのためにはまずは勉強勉強!!」
 
 
うーん、小学生とこんな意思の疎通ができるなんて。
手塚治虫はスゴいですね!
 
 
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